
マテハン(物流機器)の中古販売およびレンタルサービスを提供するマテバンクです。
物流事業者が抱える重要な課題の一つに「波動対応」が挙げられます。
季節要因や販売動向に伴う物量の変動(波動)に対し、人員・設備・在庫を適宜調整し、売上の最大化とコストの最適化を両立させることは、非常に難易度の高い業務です。
これを実現するためには、物量の波動に対して柔軟に対応できる運用体制の構築が不可欠となります。
今回の記事では、波動対応における設備面の課題を「中古ネスティングラックのレンタル」という形でスマートに解決された、株式会社TENT様の導入事例をご紹介します。
同社は、必要なモノを必要な期間だけ使えるプラットフォーム「カウリル」などを運営されており、新センターの立ち上げに合わせて逆ネスティングラック60台をレンタルで導入されました。
今回は特別に許可をいただき、実際の事業運営の現場のお写真も交えながら、導入の背景や「購入ではなくレンタル」「新品ではなく中古」を選んだ理由について詳しくお話を伺いました。
保管スペースの有効活用やコスト削減にお悩みの事業者様にとって、非常に参考になる内容となっております。ぜひ最後までご覧ください。
Contents
Q1. まず、貴社の事業内容について教えてください。

カウリルで提供しているキャンプ用テント。他にもスノーボードやゴルフクラブなどをお試しでレンタルすることができます。
当社は、「カウリル」という、必要なモノを必要な期間だけ使えるプラットフォームを運営しています。生活の中で「買うほどではないけど一定期間だけ必要」「保管スペースを取りたくない」といったニーズに対し、レンタル・サブスクで気軽に借りられる仕組みを整えています。
また、自社で資産を持ったモノのレンタルだけでなく、レンタルサービスの在庫管理システム 「ZAIKA 」、小売事業者様、メーカー様向けのクラウド型レンタル/中古販売システム「カウリル レンタルストック」など、レンタルサービスに関連したSaaS事業も提供しています。加えて、フルフィルメント事業「レンタルストック」も展開しており、レンタル・サブスク事業や循環型ビジネスをスタートしたい事業者へのトータルサポートを実施しています。
Q2. ネスティングラックを導入することになった背景は?

レンタル在庫を段ボール梱包で保管。 天井高の低いスペースですが、ネスを設置することで保管効率と出荷作業の効率化を実現。
A. サービス拡大に伴い新たな物流センターを立ち上げることになり、レンタル品の保管効率を上げる必要が出てきたのがきっかけです。保管や出し入れの回転率が上がるほど、スペースの使い方やオペレーションの効率が重要になるため、新たなマテハンの導入を検討し、結果としてネスティングラックを導入するに至りました。
スチールラックや中軽量棚の導入も考え一部導入もさせていただいたのですが、取り扱う物によってはネスティングラックの方が低コストで導入できること、そして何より、荷物量に応じてラック自体を重ねて収納(ネスティング)できる点に魅力を感じ、当社の運用にはネスティングラックが最適だと判断しました。
Q3. なぜ購入ではなく、レンタルを選んだのでしょうか?
A. レンタル事業の特性上、倉庫で保管する在庫数が時期によって大きく変動します。例えば春~秋シーズンではテントの保管在庫数が減少し、返却後のオフシーズンではほぼすべての在庫を保管する必要があります。
そのためマテハンも在庫量に応じて増減できる、スケーラビリティ(拡張性)の高い運用を実現するため、購入ではなくレンタルでのネスティングラック導入を決めました。
Q4. マテバンク(MATEBANK)を知った経緯を教えてください

初回お問い合わせの際に購入いただいたスチールラック。ご購入ありがとうございました!
A. 最初はGoogle検索で見つけました。新センター立ち上げにあたり、「スチール棚 中古」といったキーワードで検索して中古のスチールラックを探していた際に、マテバンク様のサイトにたどり着いたんです。非常に見やすいECサイトだなという印象でしたね。
Q5. マテバンクに依頼した決め手は?
A. やはりレンタル価格の安さ、コストメリットが一番の決め手でした。また、以前にも何度かマテバンクさんのサービスを利用させていただいたことがあり、その際の対応も安心感があり、それも大きな後押しになりました。
加えて、先ほどもお話しした通り、同じ「レンタル」や「循環型経済」に関わる事業者同士として、共感する部分が大きかったことも理由の一つかもしれません。
Q6. 「中古品をレンタルする」ことに不安はありませんでしたか?
A. 不安が全くなかったわけではありませんが、私たち自身もサーキュラーエコノミーに取り組んでいる企業ですから、そんな事は言っていられませんよね(笑)。
また、ネスティングラック自体は以前にも使った事があり、シンプルな構造で経年劣化の影響が少ないマテハンであることは分かっていました。サイトに掲載されている写真を見ても品質面で問題なさそうだと判断できたので、安心してレンタルできました。
Q7 これから中古ネスティングラックのレンタルを検討している方にひとことお願いします。

ネスティングラックのレンタルにおいては、新品で導入する意味がわからないですね(笑)
サイズや高さなどの細かい仕様が厳密に指定されているケースでなければ、まずは中古で探した方が間違いなくコスト削減に繋がります。環境への貢献にもなりますし、導入する側にとって良い事しかありません。ぜひ積極的に検討してみてはいかがでしょうか。
まとめ:柔軟性とコスト削減を両立する「中古レンタル」という選択肢
株式会社TENT様のお話から、 保管する在庫量が変動しやすい循環型 ビジネスにおいて「ネスティングラックを必要な時に必要な数だけレンタルする」という選択が有効であるかがお分かりいただけたかと思います。
マテバンクでは、お客様の倉庫の状況やビジネスの特性に合わせた最適なマテハンの導入プランをご提案しております。「うちの倉庫でもレンタルを活用できる?」「実際にどれくらいコストが下がるの?」といった疑問がございましたら、ぜひお気軽にご相談ください。