物流機器に関する知識・活用ノウハウ

物流機器(マテハン)中古品のメリットをご紹介(新品と中古品の比較から)

マテバンクでは物流機器(マテハン)の、中古品をメインに取り扱っております。新品の販売も行っておりますが、中古品の種類が常時500種類以上あり豊富になっているため、中古品を提供させていただくことがほとんどです。

今回は私たちが得意とします中古物流機器(マテハン)の価格面その他のメリットを、新品との比較を交えながら整理して紹介させていただきたいと思います。

※比較対象とした新品商品の情報は全て、本記事を執筆する時点で他のネット通販サイトより取得したものを参考とさせていただいております。あくまでも参考情報としてご参照くださいますようお願いいたします。

価格面での比較

中古品はどのくらい安いのか?

新品と中古品の大きな違いと言えば、やはり価格です。
中古品は新品と比較して、商品にもよりますが大体50~75%程度は安くなっています。
そのため、物流機器を導入される際に中古品を取り入れていただけますと、大きなコスト削減が期待されます。
新品と中古品の価格差は下表のようになります。

※中古品の価格はマテバンクでの平均的なものですので、目安としてご確認ください。価格は仕様や状態、また時期、在庫量など様々な要因で決定しております。実際の価格はマテバンクのHPにてご確認ください。

※新品の価格は、上でも触れております通り全て他のネット通販サイトで参照した内容です。ただし、商品によってはやや高価格過ぎるように感じられるものがあり(マテバンクで新品を提供させていただく場合はもっと低価格になるため)、実勢価格とはやや異なるかもしれません。そのため、あくまでも参考情報としてご確認いただければと思います。

在庫数量の比較

中古品を大量に揃えることはできるのか?

新品は、当たり前ですが製造が可能なため、時間さえあれば(納期については後述します)大量であっても在庫をご用意できないということはありません。

一方で中古品は、基本的にはその時に在庫がある分だけですので、数に限りがあります。
ただ最近ではマテバンクもかなり大きな規模の買取をさせていただくことが増えてまいりましたので、例えば中軽量ラックや中量ラック、カゴ台車、ネステナー、樹脂パレットなどは、タイミングによっては数百・数千の在庫が揃っていることもあり、中~大規模なご購入ニーズがありましても対応させていただくことができます。

また、もし中古品で数が不足している場合でも、不足分を新品で補うことができます。マテバンクは中古品を得意としつつも新品も多く扱いますので、新品の価格についてもかなりよい条件を提示させていただけることが多くあります。
中古品がメーカーの現行品でしたら、中古品と新品とで全く同じ仕様のものに揃えることもできます。

納期の比較

中古品はすぐに入手できるのか?

新品は、標準的な仕様で在庫されているものがあればすぐに納品可能ですが、数量が不足していたり、標準的な仕様でない場合は、製造等に時間が必要なため、納品まで1ヶ月程度のお時間がかかることもあります。

対して中古品は、在庫さえあれば、基本的には1週間程度での納品が可能です。倉庫にお引取りに来ていた場合は、ご注文の確定から最短で2、3日程度でのお渡しが可能な商品もございます。
納期が短いことは価格の安さと並んで中古品の大きなメリットで、お急ぎのお客様にご採用いただくことも多くございます。

品質の比較

中古品でも品質に問題はないか?

低価格、短納期とメリットの大きい中古品ですが、やはり「中古品だとすぐに壊れそうで不安……」「中古品だと汚れが気になる……」と、品質を不安に思われるお客様もいらっしゃるかと思います。

マテバンクでは商品を買取させていただく際の検品を万全にしており、歪みや破損等が見られる不良部材は全て除外して、ご使用上の問題がない商品のみを中古品として販売しております。

ただあくまでも中古品ですので、ご使用には全く支障はありませんが、傷等が少しある商品はございます。特に傷や錆が目立つ商品は、特価品としてかなり安価に販売するなど、状態に応じた価格設定をしております。在庫数が残り少ないものを売り切り価格で販売していることもあります。 (マテバンクの特価品情報はこちらから。

逆に新品と変わらない状態の美品が入荷することも多く、そういった商品は人気のため、サイトに掲載してからすぐに完売することも少なくありません。
ご購入いただいたお客様から「想像していたより商品の状態が良く感動しました」「ラックのつくりがしっかりしているので心配なく使用できます」とお褒めのお言葉を頂戴することもあり、大変励みになっております。

中古品ご活用事例のご紹介

A社様 パレットラックの中古品を提供

関東地方のA社様へ中古品を提供した事例を紹介いたします。

商品はパレットラックで、サイズはW2500×D1100×H3500mm、天地3段(ビーム2段)の、標準的でニーズの多い仕様でございました。
単体と連結を合計して290台と大口のお引合でしたが、ちょうど大量の在庫があるパレットラックがありましたので、全て同じ種類の中古品にてご用意することができました。

もし全て新品をご購入されていた場合と比較すると、65%以上のコストが削減できたと試算され、お客様のコスト削減に大きく貢献させていただくことができました。

※新品の価格は、すべて他のネットの通販サイトで参照した内容となります。


また本件は納期ご注文いただきましてから2週間後には全量の納品を完了することができ、施工スケジュールの短縮にも貢献してお喜びいただくことができました。
商品の品質にも大変ご満足いただき、その後、パレットラック以外の商品も追加でご購入いただいております。

B社様 ネステナーの中古品と新品を織り交ぜて提供

次に、四国地方のB社様へのネステナーの提供事例を紹介いたします。

商品はW1350×D1200×H1250mmサイズの逆ネステナーで、Hがやや低めのタイプです。
2年間で複数回のお引き合いをいただき、合計でマテバンクから中古品を350台、新品を250台と、合わせて600台をご購入いただきました。

新品・中古品を織り交ぜたこのご購入内容を、もし全て新品を購入されていた場合と比較すると下表のようになり、25%以上のコストが削減できたことになります。

この事例の新品商品は、マテバンクと協力関係にあります新品メーカー様から提供されたもので、特別に安価な条件で提供させていただいております。


このように、中古品をうまく取り入れていただくことで、大きなコストダウンにつながります。

まとめ

いかがでしたでしょうか。マテバンクで取り扱っております物流機器(マテハン)の中古品は品質チェック等を万全にしておりますので、新品と変わらない使い方をしていただくことができます。
コスト削減、短納期と大きなメリットがございますので、今後もお客様により多くの中古品をご活用いただきたいと願っております。

中古品、新品、またレンタルと、マテバンクより様々なご提案をさせていただくことができますので、お気軽にお問合せ・ご相談いただければと思います。

中古品一覧ページ
レンタル一覧ページ

物流倉庫への導入が加速中!自動搬送ロボット(AGV)の最新動向

自動搬送ロボット(AGV)とは

AGV(Automated Guided Vehicle)は、自動搬送ロボットもしくは自動搬送車を指します。
AGVの歴史は長く、磁気誘導方式のAGVなどは工場などの現場で、古くから利用されてきました。近年ではAI技術を活用した自律誘導方式の物流倉庫向けの製品が数多く台頭し、その利用が世界的に拡がっています。
日本では、人手不足問題の解決策の一つとして期待されており、みなさまも耳にすることが多くなっているのではないでしょうか。

自動搬送ロボットの最新動向

まずはこの動画をご覧ください。

2019年6月に開催されたAmazonカンファレンスイベント「re:MARS」で紹介された配送センター用ロボット「Pegasus(ペガサス)」

動画では若い女性が無数のAGVを管理している様子が描かれており、女性は「この子たちは私のベイビー」、「一日中ロボットと遊んでるのよ」とコメントしているのが印象的です。
Amazon blogによると、同社のデンバー倉庫に最新物流ロボット「ペガサス」が800台配備されており、ロボット工学のバックグラウンドがまったくない、この動画の女性を含むたったの5人で管理しているそうです。
「ペガサス」は配備から半年で、すでに241万キロを走破しており、今後、他の配送センターにも展開されていくそうです。

2012年にアマゾンがKiva Systemsを買収してから、物流現場における自動搬送ロボットの活用に一気に注目があつまり、世界中で、その開発・導入が進んでいます。
他の大掛かりなロボットと比べて、費用対効果が高いこともこの分野の盛り上がりの一つの要因でしょう。


自動搬送ロボットの紹介

自動搬送ロボットには、モノが人の方に移動するタイプ、GTP(Goods to Person)と、人と一緒に協調して動くタイプ、AMR(Autonomous Mobile Robot)に分類されます。動画とともにご紹介します。

Amazon Robotics/Kiva(キヴァ)

日経新聞/倉庫の中を縦横無尽 アマゾンの動く棚ロボ

アマゾンが買収したKiva Systemsが開発したロボットで、商品棚の下もぐりこみ棚を持ち上げて、作業者のもとに商品棚ごと移動するタイプのロボットです。
日本ではアマゾン茨木フルフィルメントセンターとアマゾン川崎フルフィルメントセンターで導入されています。

GreyOrange/BUTLER(グレイオレンジ/バトラー)

GROUND株式会社 PR/物流ロボット Butler

こちらも商品棚が動くタイプのロボット。インドのグレイオレンジ社が開発し、GROUNDが独占販売権を保有している商品です。公開されている導入事例は下記となります。
・ニトリの西日本通販発送センターに79台
・大和ハウス工業「DPL市川」に39台
・トラスコ中山の物流センター「プラネット埼玉」に73台

Geek+/EVE(ギークプラス/イヴ)

hirokazu kato/Geek+_Japan_introduction

これも商品棚が動くロボットです。中国企業のギークプラスが開発した商品で、アリババグループが採用したことで注目を浴びました。
日本ではアッカ・インターナショナルが手がけるビルケンシュトックジャパンの案件にて、プロロジスパーク千葉ニュータウンで稼働しています。

日立製作所/Racrew(ラックル)

MonotaROsamurai/ モノタロウ 笠間ディストリビューションセンター

もう一つ、商品棚が動くロボットです。日立製作所が製品化したロボットで工具通販大手MonotaROの笠間ディストリビューションセンターに導入されています。

Jakob Hatteland Computer/Autostore(オートストア)

朝日新聞/ ロボットが倉庫を縦横無尽に走る ニトリの通販商品、大量仕分け

ノルウェーのJakob Hatteland Computer社が開発した製品で、日本では岡村製作所が販売する製品です。
モノの方が作業者に移動してくるGTPタイプではあるものの、商品棚が動くタイプではありません。「ビン」と呼ばれる専用コンテナを高密度に収納し、「ポート」とよばれるピッキングステーションでピッキングすることを可能にしたロボットです。
国内ではニトリ、ジョンソンアンドジョンソン、コープさっぽろ、丸井などで導入されています。

LocusBots(ローカスボット)

Locus Robotics Autonomous Robots/ Simply Pick Faster with Autonomous Robots in the Warehouse

こちらは作業者と協調して働くロボットです。このロボットは、作業者よりも先にピッキング対象の商品がおいてある棚付近に到着し、ピッキングする商品を教えてくれるという仕組みです。

THOUZER(サウザー)

Doog Inc. /サウザーEシリーズ PV

Doog社が開発した、人のあとを追従して運搬する追従運搬ロボットです。ラインがひいてあればAGVのように無人で走行することも可能です。専用のアタッチメントにより、カゴ台車やハンドリフトを運搬することもできます。
日立物流首都圏が運営する千葉中央センターで導入されています。

ZMP/CarriRo(キャリロ)

zeromomentpoint / 搬送ロボット・AGVを簡単導入!物流支援ロボットCarriRo(キャリロ)現場での活用事例をご紹介!

ZMP社が開発した追随型の搬送ロボットです。サウザー同様にカゴ台車やハンドリフトを牽引できる他、パレット台車の下に潜り込んで、パレットごと搬送できるタイプもあります。
ヤマト運輸や佐川急便などの大手企業への導入事例もあります。


まとめ

今回紹介したロボットが適している業務は、EC倉庫やアパレル倉庫などの業務で、比較的軽量で小さい商品を小ロット、多頻度に動かす業務です。

今後は大型で重量のある荷物を取り扱うロボットも実用化されてくるでしょう。
また、コンシュマー配送におけるラストワンマイルで活躍するロボット(Amazon ScoutやHakobotなど)も実現に向けて実証実験が繰り返されています。

これらが実現すると、物流サプライチェーンの全体でロボットが活躍するようになり、完全自動運転制御のトラックも含めて、ロボットたちが協調して働くことになるかもしれません。

ロボットのハードウェア自体はすでにコモディティ化してきました。どのソリューションを選択するのかは、裏でロボットを制御するソフトウェアの完成度やサービスの継続性、拡張性や連携性の高さがポイントになってくるのではないかと考えます。

カゴ台車の修理方法、教えちゃいます

今回は、物流倉庫などで広く使われ、マテバンクでも多数取り扱っておりますカゴ台車の修理方法をご紹介します。
キャスターが劣化したりフレームが曲がったりすると使いにくくなり、作業の生産性が落ちてしまいます。道具さえあれば簡単にできる修理方法もありますので、ぜひ参考にしていただいて、お持ちのカゴ台車を少しでも長く使っていただければ幸いです。

カゴ台車を修理してくれる業者さんがいらっしゃると思いますが、修理費は1台およそ1,000円以上になると思われます。この他に出張費や配送費用もかかるので、2~3台の修理でも数万円くらいかかってしまうこともあります。

カゴ台車本体のフレームが壊れて外れてしまったものを溶接しなければならないなど、特殊な技術や道具が必要な場合は、専門業者にお願いしないと修理は難しいですが、そうでなく簡単なもの、例えばフレームが歪んだだけ、キャスターのロックの調子がよくないといった故障は、道具さえあれば直すことができます。

この後これらの修理の方法をご紹介します。

修理可能な症状の例

本体フレームの歪み

カゴ台車本体フレームの歪みの大半は、大ハンマー(全長900程度、重さ6㎏程度)を使って直すことができます。

フレームの歪みを修正する際に使う大ハンマー
フレームの歪みを修正する際に使う大ハンマー
フレームの歪みを修正する際に使う大ハンマー

まずカゴ台車本体を倒して、歪んでいるパイプ(フレーム)が山の字を描くように寝かせます。そして歪んでいる部分を大ハンマーで叩く、これだけで平らな地面に打ち付けられてまっすぐに直っていきます。

それでも直らない時やフレームの接合部分から歪んでいる場合は、バールを使います。フレームとフレームの間にバールを差し込み、テコの原理を使って歪みを直します。大きめの力を加えなければ歪みが直らないため、全長900程度の長いバールを使うとよいです。

キャスターロックの不良

左:修理前、右:修理後

キャスターのロックが効かなくなってしまったら、こちらもバールを使って直すことができます。この症状は上図の写真のように、ロックをかけた状態でもブレーキがかかっていないことが原因で起こります。直し方はブレーキを解除し、てこの原理でブレーキの金属プレートを少しだけ車輪に近づけます。右側の写真のように、ロックをかけたときにブレーキの金属プレートが車輪にあたるようになったら修理完了です。

底板を固定するツメの故障(曲がり)

左:修理前、右:修理後

底板を下ろしたときにロックするツメですが、これが曲がってしまっていると底板がロックされずに浮いてしまったり、フレームが開いてしまったりすることになります。これはモンキーレンチで挟んで簡単に直すことができます。

キャスターの破損(キャスターの交換)

車輪のゴムの一部が剝れてしまっている。車輪交換するしかありません。

上の写真のようにキャスターが破損してしまった場合は、交換が必要です。キャスターは取付プレート付きでモノタロウさんなどで1個500~1,000円程度で販売されています。車輪幅、高さ、プレートのボルト穴径と取付位置の寸法が同じものを選んでください。交換に必要な道具はインパクトレンチです。カゴ台車本体を寝かせることで、ボルトが外しやすくなります。

終わりに

故障したカゴ台車は、業務効率が落ちるだけでなく、移動中に思わぬ事故の原因にもなります。廃棄するにもサイズが大きいため、倉庫や店先に放置されるケースも目立ちます。そのようなカゴ台車も修理すれば、廃棄費用が掛からず再利用できます。使えるカゴ台車が増えるので、買い替えや買い足しにかかる経費も削減できます。

カゴ台車の中古価格は、程度にもよりますが1台7,000円から10,000円前後(2019年9月現在)です。しかし修理で済むなら、道具さえ揃っていれば0円です。私たちマテバンクは、お客様が使われなくなる物流機器は買い取らせていただきますが、本当はまだ使いたいというものでしたら、お客様のコスト削減のためにも、また地球環境のためにも、できるだけ修理にトライしていただければと思っております。

買取のお問い合わせはこちらから

物流機器(マテハン)リユース(中古)買取のメリットと、進め方や事例のご紹介

今回は倉庫の移転、退去、また庫内のレイアウトを変更する際などに、不要になった物流機器(マテハン)、例えば中量ラック、中軽量ラック、パレットラック、ネステナー、カゴ台車、樹脂パレットなどをマテバンクが買取させていただくサービスについて、そのメリットや具体的な進め方などを詳しく紹介させていただきます。

物流機器(マテハン)のリユース(中古)買取 サービスのメリット

コスト面のメリットが圧倒的に大きい

マテバンクは、物流機器(マテハン)を買取させていただいた後、次にその機器を必要とされるユーザに提供します。リユース品(中古品)としての価値を見込む分、他の処分方法(素材としてのリサイクルや、単純な廃棄)と比較して金額面でかなり有利であり、コストが発生するというより、お金をお返しできることが多くあります。

ラックやネステナー、パレットラックといった金属製品ですとスクラップしてリサイクルするのでもお金に代わりますが、マテバンクによる買取では、お返しできる金額がその数倍になります。樹脂パレットや折り畳みコンテナといったプラスチック製商品ですと、最近は処分にかかる費用が段々と大きくなっていますので、もっと大きな差が生まれます。

マテバンクサイトへの出品買取でメリットが更に大きく

不要になった物流機器(マテハン)をマテバンクのサイトに出品・掲載して、その機器を購入したいという次のユーザを募集する、出品買取という方法もあります。次のユーザが見つかって、上手くマッチングした場合に買取が成約します。マッチングするまでは元の持ち主の方にそのまま商品を持っておいていただくため、輸送や保管に余計なコストがかかりません。その分、買取価格を高くできるというサービスです。

※物流機器(マテハン)が不要になった際の、リユース買取やマテバンクサイトへの出品買取のメリットについてもっと詳しい紹介はこちらの記事をご覧ください。
※ 物流機器(マテハン)のリユース買取価格について、より詳しい情報はこちらをご覧ください。

ただ買取するだけでなく、解体作業からワンストップで対応

対象となる物流機器(マテハン)が、ラックやパレットラックなど部材を組み合わせて出来ている物である場合は、解体作業が発生します。
機器を必要に応じて梱包し、搬出して車両に積み込む作業も発生します。車両の手配も必要です。マテバンクはただ物流機器(マテハン)を買取させていただくだけでなく、これらの作業も全て一緒に、ワンストップで対応させていただくことができます。リユース品(中古品)としての価値を維持しなければならないため、作業品質についても万全を期しております。

リユース(中古)買取ができないものは、スクラップや廃棄といった別の処分方法にもワンストップで対応

故障していたり、特殊な種類の機器であり残念ながら次のユーザが見つからない可能性が高いものは、リユース(中古)買取させていただくことが難しい場合もあります。金属など素材として有価で買取させていただくことができる物はリサイクルの対応を、廃棄せざるを得ない場合は廃棄の対応を、リユース(中古)買取と合わせてマテバンクがワンストップで対応し、全体で考えてもっともコストが抑えられるプランを提案させていただくことができます。倉庫を退去される際に発生する金属屑や廃棄物についても一緒に対応させていただくことができます。
発生する作業の全て、そして物の処分(買取、リサイクル、廃棄)の全てをマテバンクがワンストップで行うため、お客様の方で色々な手配や調整をする手間が抑えられます。

物流機器(マテハン)のリユース(中古)買取 事例の紹介

今までに沢山の事例がありますが、買取内容のイメージを持っていただくために少しだけその紹介をさせていただきます。

大量の機器を買取させていただいた事例

  • 中軽量ラック 約1,000台の買取(解体等の作業も全て対応)
  • パレットラック 約600台の買取(解体等の作業も全て対応)
  • ネステナー 約2,000台の買取
  • カゴ台車 約1,800台の買取
  • 樹脂パレット 約4,000枚の買取

ワンストップ対応の事例(1つの事例で以下の全てをマテバンクがトータルに対応)

  • 以下の物流機器(マテハン)をリユース(中古)買取
    • パレットラック 400台
    • 逆ネステナー 600台
    • 中量/中軽量ラック 1,000台
    • 樹脂パレット 2,000枚
  • 机、椅子、キャビネットなどオフィス什器150点も一緒にリユース(中古)買取
  • 金属スクラップ約20t分を買取
  • 廃棄物 100kgを処分

リユース(中古)買取サービスの流れ

次の1.~6.の流れで、物流機器(マテハン)のリユース(中古)買取を進行します。

  1. 現調
  2. お見積
  3. ご注文(買取のご依頼)
  4. 解体・搬出等の作業と、お取引の実施
  5. お取引後の最終確認
  6. 買取対価のお支払

1.現調

リユース(中古)買取の対象商品を、マテバンクの担当者が実際の設置(もしくは保管)場所を訪問して確認させていただきます。仕様の確認、数量のカウント、不良の有無の確認をしっかりと行います。
一緒に現場の作業スペースやエレベーター、車両バースの状況なども詳しく確認させていただき、作業見積のために必要な情報も揃えます。

解体前のパレットラック
解体前の中量ラック

※設置されている機器を全て詳しく確認します。解体済の場合よりも設置してあった方が現調をスムーズに行うことができます

2.お見積

現調の結果を踏まえまして、マテバンクからリユース(中古)買取のお見積を提示させていただきます。買取の時期やスケジュールについても一緒に相談させていただきます。
解体、梱包、搬出、積込等の作業が必要な場合はその費用もお見積に含みます。リユース(中古)買取のお見積はマテバンクがお客様にお支払いする金額で、作業のお見積はお客様がマテバンクにお支払いする金額になります。リユース(中古)買取の対象となる機器の内容や状態、数量、また作業の条件等にもよるのですが、通常はマテバンクがお客様にお支払いする金額の方が大きくなることが多いです。
また、上述した出品買取とマッチングのチャンスがありそうでしたら、そのパターンと通常の買取(すぐにマテバンクが商品を引き取らせていただく)との2パターンを提示いたします。保管場所のスペースに余裕があり、処分を急がれていない場合に出品買取にトライしていただくことが多いです。また、対象商品としては、部材に分かれずシンプルに扱うことができるカゴ台車や樹脂パレットが特に出品買取に向きます。もちろん、ラックやパレットラックなど部材に分かれるものでも、適切に管理する準備があれば出品買取は可能です。

<2.お見積の補足> お見積の内容に影響を与えやすいポイント

機器の状態の観点では、買取対象の機器に不良がありますと買取金額が下がってしまいます。中量ラックや中軽量ラックなどの金属製品に歪みや凹みがあったり、プラスチック製品に割れや欠けがある場合です。軽微な不良でしたらマテバンクにて修理対応も可能ですのでそれほど買取金額は下がりません。カゴ台車などは比較的簡単に修理できる場合があります。

また、中量ラック、中軽量ラック、パレットラックなど部材に分かれるものは、一般的なメーカーの現行品でしたら部材での買取も可能です。後でマテバンクが不足する部材を調達して商品を再構成します。

数量の観点では、お引取には通常、大型トラックや4tトラックを用いるため、それらが満載に近くなるボリュームがあると運搬効率が高く、買取の条件もよくなりやすいです。
作業条件の観点では、作業スペースの広さ、エレベーターが使いやすいかどうか、フォークリフトなど利用可能な機材・資材が備えられているか(供えられていない場合でも持ち込みが可能です)、作業可能なスケジュール・時間帯はどのようになっているか(例えば夜間や週末しか作業できないと進行が遅く期間が長くなってコストがかかりやすい)、といったことが作業コストに影響を与えます。

3.ご注文(買取のご依頼)

お見積の内容にご納得いただけましたら、お客様より正式な買取のご注文をいただきます。

4. 解体・搬出等の作業と、お引取の実施

解体、梱包、搬出、車両への積み込み、また車両も手配させていただいて、リユース(中古)買取の対象機器をマテバンクが引き取らせていただきます。

スチールラック部材:柱の梱包
スチールラック部材:ビーム(梁)の梱包
スチールラック部材:棚受けの梱包

5.お取引後の最終確認

マテバンクが買取対象の物流機器(マテハン)を引き取らせていただいた後、最終確認を行います。
まず、引き取らせていただいた物流機器(マテハン)の内容と数量が見積の通りであるかを念のためチェックします。お引取に漏れがないか、逆に予定外のものが混在してしまっていないかを確認します。
そして、破損等の不良がないかという検品も目的としています。基本的には現調の際に買取の対象機器について全て状態を確認しているため、ここでお客様に起因した不良が発生することはありません。引取の際の作業や運搬中にイレギュラーなことがなかったかどうかを確認することが目的です。

6.買取対価のお支払

リユース(中古)買取の対象商品を全てお引取させていただいた後で、マテバンクからお客様に買取の代金をお支払いします。これで一通りのサービスが完了となります。

終わりに

物流機器(マテハン)の中古(リユース)買取について、この記事を通しても沢山の方に認知していただき、ご活用いただくきっかけの一つになりますと嬉しいです。前に別の記事でも書きましたが、リユース(中古)買取のサービスがあることをご存知なく、「この前〇〇をスクラップにしてしまった」「買取サービスを知っていたらよかったのに、もったいなかった」といった声を耳にすることがまだまだ多いです。お客様にとって金額的なメリットも大きく、マテバンクがワンストップで全て対応してスムーズに進めさせていただきますので、ぜひともご活用いただきたいサービスです。

物流機器(マテハン)のリユース(中古)買取についてご要望・ご質問などございましたらお気軽にマテバンクまでお問い合わせください(お問い合わせはこちらから)。

深刻化するプラスチックゴミ問題に物流機器のリユース(中古)で貢献

2050年には海に存在するプラスチックの量が魚の量よりも多くなるかもしれない、と言われているのをご存じですか? これは2016年 世界経済フォーラムで報告された予測です。

最近、死んでしまったクジラの胃の中からプラスチックが見かったり、マイクロプラスチックによる汚染が注目されたり、またそれらに対する対策:レジ袋の廃止やプラスチックストロー廃止に向けた各企業の取り組みがフォーカスされるなど、プラスチックゴミに関するニュースをよく見かけるようになりました。

日本は世界第3位の廃プラスチック輸出大国であり(※)、2017年には143万トンの廃プラスチックを輸出しています。
少し前になりますが、日本の廃プラスチックの約半分を受け入れていた中国が、2018年より廃プラスチックの輸入を禁止するという、ごみ処理業界にとって衝撃のニュースが走りました。
これを受けて日本の廃プラスチックは、東南アジアなどの代替国に輸出されるようになりましたが、これらの国々も次々に輸入規制を導入しています。
※出展 The Chinese Import ban and its impact on global plastic trade

日本のプラスチックゴミは行き場をなくしているのです。プラスチックゴミを減らすことと出さないことが急務となっています。

プラスチックゴミ問題に対するマテバンクの貢献(東京ドーム46個分の温室効果ガス削減)

マテバンクでは、中国への廃プラスチックの輸出禁止と連動して、折りたたみコンテナ、樹脂パレットなどのプラスチック製品の取扱量が急増しています。

ここ2年間(2017年1月~2019年7月)でマテバンクが買取したプラスチック製品の商品点数は60,116点、重さにして293トン。これらをすべて廃プラスチックとして焼却処分したとすると、排出されるCO2量は750,183 CO2-kg。もう少し分かりやすい単位に換算しますと、これは、杉の木 53,585本分が年間で吸収できるCO2量と同等で、森林面積に換算すると211 ha(ヘクタール)、実に東京ドーム46個分になります(※)。

※算出の根拠 
温室効果ガス総排出量 算定方法ガイドライン( 平成29年3月環境省)
杉の木換算って何?( 地球術 家庭と企業とお金と地球)
・ 計算式 年間CO2削減量[t-CO2] ÷ 3.57[t-CO2/ha] = 森林換算面積[ha]
 年間森林吸収量3.57t-CO2/ha(「NEDO 2000年太陽光発電導入ガイドブック」より)

リユース is No.1

3R(リユース、リデュース、リサイクル)という言葉を聞いたことがある方は多いと思います。この3つのワードは並べて耳にすることが多いことから、なんとなく、どれも地球環境にやさしい処分方法として、似たような存在として認識されている方が多いかもしれません。
しかし、リユースとリサイクルは大違いです。

リサイクルには、マテリアルリサイクル、ケミカルリサイクル、サーマルリサイクルの3種類があります。
マテリアルリサイクルは廃プラスチックをペレット状に破砕し、分離・洗浄したのちにリサイクルプラスチック材として再形成します。
ケミカルリサイクルは廃プラスチックに 化学反応を与えて組成変換し、多くの場合燃料などとして使われます。
また、サーマルリサイクルは焼却処分し、その際に発生する熱エネルギーを再利用することになります。
いずれの方法も多くのエネルギーを使います(マテリアルリサイクルはまだしも、他の2つの方法は結局燃やすんです)。

リサイクルに比べて、リユースはそのままの形で次のユーザーに使われるため、地球環境に最も優しい処分方法です。
これはプラスチックに限らない話で、マテバンクが多く取り扱うラックやネステナーなどの鉄製品にも当てはまります(鉄を溶かして再形成するのには多くのエネルギーを使います)。
リユースするのがダントツで地球環境に貢献でき、ベストな処分方法なのです。

私たちマテバンクは地球環境と、マテハン(物流機器)を扱う企業の皆さまのコスト削減に貢献したいと常々考えており、どんどんマテバンクを活用していただきたいと考えております。

マテバンクを活用できそうな機会がございましたら、どうぞお気軽にご連絡ください。
また、皆さんの周りにマテバンクを活用いただけそうな企業がおられましたら、ご紹介くださると大変うれしく思います。

折りたたみコンテナの基本と中古のすすめ

折りたたみコンテナは、倉庫の中でも特にアパレル倉庫での保管や、DC(ディストリビューション・センター)やTC(トランスファー・センター)などの店舗配送を伴う倉庫での仕分けと配送の最小単位の保管容器として使われます。

使用方法

組み立てた折りたたみコンテナに品物を入れ使用します。

中軽量ラックなどの棚に収納する際に用いることでラック上で品物が崩れてしまうことがなく、ラックの棚空間を無駄なく効率的に活用することができます。

ラックを用いずに、折りたたみコンテナのみを使ってそのまま段積み保管することも可能です。

折りたたみコンテナは、上下の接合面が凹凸構造になっているため、積み重ね時にも安定し、横方向の力が多少加わっても崩れません。台車などに乗せて運搬する際も荷崩れしにくいです。

折りたたみコンテナ専用のキャリー台車(アングルキャリーといいます)と組み合わせて使うことで、移動ラックとして使うこともできます。

また、使わないときは折りたたむことで、省スペースに保管しておくことが可能です。 ※折りたたみ時の高さはおおよそ4分の1程度となります。

折りたたみコンテナの種類

蓋つき折りたたみコンテナ

蓋が本体と一体となっているタイプとなります。

保管用途にも利用できますが、運搬を前提とする業務により適している商品です。

窓付き折りたたみコンテナ

折りたたみコンテナの側面に開閉式もしくは着脱式の窓がついているタイプとなります。

側面からアクセスできるため、内容物の確認が容易で、段積み保管したまま、 保管物にアクセスことができ、出し入れを容易に行うことが可能です。

窓は側面の長辺側と短辺側に儲けている商品があり、保管物の形状やレイアウトに応じて、お選びいただけます。

折りたたみコンテナの中古市場

まだまだ認知度が低く、ご存じない方も多いと思いますが、折りたたみコンテナにも中古市場がございます。

最近、プラスチックごみによる海洋汚染の問題が大きくとりあげられたり、中国での廃プラスチックの受入れが中止されたりと、ますますプラスチック製品のリユースに対するニーズが高まっております。

マテバンクでは、中古の折りたたみコンテナを豊富に在庫しており、価格は新品のおよそ4分の1でご提供しております。


折りたたみコンテナをご検討の際は、環境負荷の軽減とコスト削減の両面から、ぜひ新品ではなく中古をご選択ください。

【マテバンク折りたたみコンテナ一覧】

https://matebank.jp/products/list.php?category_id=62

スチールラックの組み立て方

物流倉庫での保管に広く用いられるスチールラック(ボルトレスラック)の組み立て方を説明します。

1段あたりの耐荷重が100kg以上ある軽量ラック、中軽量ラック、中量ラックなどのスチールラックは現在、ボルトレスタイプが主流になっています。

このタイプのスチールラックはボルトを全く使用せず、組み立てるのに必要な工具は、ハンマーのみです。組み立てと解体が容易にできるため、専門の組立業者に頼らずに自力で組み立てることもできます。

自分たちで組み立て・解体すれば、工賃を抑えることができますし、業務状況に応じてレイアウトを変更するなどの業務改善が気軽にできます。

※耐荷重が軽めの軽量ラックの中には柱がL字型(アングル型)になっている、アングルラックと呼ばれる商品もあり、こちらはボルトなどが必要となります。また、重量物を保管するため耐荷重が大きい重量ラックや製造が古いスチールラックにはボルトを使用した商品もあります。

この記事ではこれ以降、主流であるボルトレスラックを対象としてその組み立て方を紹介したいと思います。

スチーラックの部材

スチールラックの部材は「支柱」、「ビーム(梁)」、「棚」、「棚受け」、「ビームピン」、「ベースプレート」からなります。

扱ったことがない方には想像がつきづらそうな部材を写真で紹介します。

棚受け

左右の支柱の溝に引っ掛けて棚板を乗せる部材です。

ベースプレートとビームピン

耐荷重が大きく重量物を載せることがある中量ラックや重量ラックではプラスチックだと割れてしまうため、金属製のプレートになっていることもあります。重量ラック用の金属製のプレートには、より安定性を増すようアンカーが打ち込める形状のものもあります。また中量ラックや中軽量ラックでもアタッチメントを装着することでアンカーが打ち込めるようにすることもできます。

ビームピンはL字型の金属の部材です。

ビームピンは、支柱にツメのみで装着されているビームが滑落しないようにするためのストッパーです。

中軽量ラック、中量ラック、重量ラック、そして本ブログでは触れておりませんがパレットラックでも、使用するピンの形状は基本的に同じです。ただしラックの種類によって太さや長さが異なります。それはスチールラック自体の重さによって強度を調整しているためとなります。(中軽量ラックよりも中量ラック、中量ラックよりも重量ラックのほうが太くて長いL字ピンを使用します)

組み立て方

支柱にベースプレートを装着します。

支柱を2本並べて棚受けと支柱を結合します。支柱の向きはツメの穴が狭い方が下側となります。

このように、ツメを合わせたら、ハンマーで叩き込んで固定します。

面の状態にし、これを2セット作ります。

支柱+棚受けの面を立てて、ビームを取り付けます。これもツメを合わせてハンマーで叩き込んで固定します。

最初に下側に取り付けてから上側のビームをつけましょう。

上側のビームも取り付けます。

4本のビームの左右にビームピンを合計8個、装着します。ビームの穴と柱のあながピッタリ合うところにピンを差し込みます。

これでスチールラックの形が出来上がります。

次に棚受けに棚板を乗せていきます。

スチールラックの組み立ては以上です。簡単に組み立てられますね。

長い部材があり、また棚板は重いので人数は二人いるとスムーズに組み立てられます。

→スチールラックには長い部材があり、その中でも棚板は重量があるので二人以上で作業するとスムーズに組み立てられます。

特に中量ラック、重量ラックは棚板以外の部材も重量があるため安全面の注意が必要です。

物流倉庫のラックの選び方がわかる!スチールラックの種類と仕様を解説

スチールラックの種類や選び方を解説した記事もございます。

耐荷重/サイズ/天地段数の観点から中軽量ラック、中量ラック、重量ラックのどのような仕様を選ぶのが良いか解説しております。

合わせてお読みくださると幸いです。

中古スチールラックの紹介

マテバンクでは物流機器、物流機器全般の中古売買サービスを提供しております。スチールラックについても在庫が豊富で新品よりも、かなりお買い得な価格で販売しております。是非、ご活用ください。

マテハン(物流機器)の高価売却事例 ~マテバンクへの出品とマッチングのオススメ~

不要なマテハン(物流機器)がある場合に、もっともオススメさせていただきたいのがマッチングという方法です。
マテバンクのサイトに売却したいマテハン(物流機器)を出品・掲載していただいて、それを買いたいというお客様が現れて販売が成約する(マッチングする)までお待ちいただく、というものです。ヤフオク等のサービスの、マテハン(物流機器)を扱う専門サイト版とお考えいただければ近いイメージかと思います。
マッチングした分の商品だけを売り手から買い手に直送するため、輸送や保管などに最低限のコストしか掛かりません。コストが抑えられる分、売り手から高く買わせていただき、また買い手には安く販売させていたくことができます。

ここでは、上手くマッチングが成功した最近の事例を紹介させていただきます。

電動リフトのマッチング事例

マッチングご利用の経緯

東京都のお客様A社より、「仕様を間違えて購入してしまった電動リフトを売却したい」というご相談をいただきました。未使用でしたが、残念ながら返品など他の方法では対応できなかったそうです。売却を急いではおられず、なるべく高い金額で売却されたいとのことでしたので、マテバンクのサイトに出品してマッチングを試みることを提案させていただきました。

対象商品と出品条件

対象商品は電動リフト(スギヤス・ビシャモン・トラバーリフトST100E)です。

新品価格は、大まかにですがネットで調べたところによると、50万円から70万円くらいのようでした。ネットの情報ですので、実際には50万円の方に近いのではないかと思います。
マテバンクでは過去にあまり取り扱い実績のないアイテムだったため、通常の買取ではあまり高い金額は付けられなさそうでしたが、今回は商品をサイトに出品していただいて、マッチングした場合のみに買取が行われるため、買取価格は25万円(※)とさせていただきました。
※マテバンクサイトでの販売価格は、この買取額にマテバンクの手数料分を上乗せした価格となります。

マッチング成立までの流れ

商品をマテバンクのサイトに掲載してから、オススメ商品に登録したり、広告費をかけて興味のあるお客様をサイトに誘導したり、また直接お会いしたお客様にもご紹介したりと、販売促進のために様々な活動を行いました。
掲載から約3ヶ月後に、中部エリアのお客様よりこの商品についてお問い合わせを頂戴し、そのままスムーズにお買い上げいただいて、マッチングが成立することとなりました。いただいたお客様にも、新品と比較して十分に割安でお譲りできたので、大変ご満足いただくことができました。

まとめ マッチングのメリット

売り手から高く買い取り、買い手に安く提供できる

輸送、保管に余計なコストが掛からず、また私たちマテバンクにとっても売れ残りのリスクがないため、売り手からは高く買い取り、買い手には安く提供できることが最大のメリットです。
不要なマテハン(物流機器)があるが処分は急がれていない場合や、処分のタイミングが事前に大体はっきりしている場合などは、特にマッチングに適しているため是非トライしていただきたいです。

マッチングをオススメしたい、その他のマテハン(物流機器)

今回ご紹介したのは電動リフトの事例でしたが、他にもラック、ネステナー、カゴ台車、パレットなど、様々なアイテムについてマッチングをご提案しています。
買取価格は、通常の買取と比較して、大体ですが1.5倍から2倍程度になります。詳しくはマテバンクのサイトにある相場表をご覧ください。

マテバンクでは、お客様のご要望・ご都合に応じて、もっともメリットの大きい提案をさせていただけるよう心がけております。ご不要なマテハン(物流機器)、または必要なマテハン(物流機器)がございましたら、ぜひ一度お気軽にご相談ください。

スチールラックを利用した物流倉庫のレイアウト方法の基本

前回の記事では物流倉庫のラックの種類と選び方を解説しました。

今回はスチールラックを利用した倉庫のレイアウト方法の基本を説明します。

大規模な倉庫であれば、物流コンサルタントの協力のもと、WMS導入を前提としたスチールラックレイアウトを設計し、効率的なピッキング作業環境を整えることができますが、それなりの投資が必要です。

本記事は、システム導入を伴わない中小規模の倉庫で、物流コンサルタントに頼らずに独力で効率的な倉庫レイアウトを決めるための一助としてもらうことを目的とします。倉庫の移転や新設をする際の参考にしていただければ幸いです。

業務エリアを決める

どのような倉庫であっても「入荷」「入荷検品」「保管」「ピッキング」「出荷検品」「出荷」の6つの業務を行うことになります。

倉庫レイアウトを決める際は、まずはこれらの業務エリアをどう配置するか、倉庫形状と倉庫内業務の動線を考慮して決めます。一般的に、一筆書きできる動線が効率的なレイアウトとされています。下記に例をあげます。

入荷口と出荷口が片側の倉庫(U型レイアウト)

入荷口と出荷口が両側の倉庫(I型レイアウト)

※ここでは、簡易的に表現するために保管エリアとピッキングエリアを統合していますが、別エリアとすることも多くあります。その場合、保管エリアは、パレットラックやネステナーなどを設置してパレット単位で保管し、ピッキングエリアではスチールラックなどを設置して、出荷の単位で保管されます。

ラックのレイアウトを決める

ピッキングエリア/保管エリアにラックをどのように配置するかはピッキング動線と通路幅、保管効率のバランスで決めます。

通路幅はピッキングに使用する台車と荷物の大きさ、およびピッキング作業者がすれ違うかどうかなどから決めます。

ピッキング動線の例を図示したラックのレイアウト例をいかに示します。

保管効率を優先したレイアウト

U型

I型

ピッキング効率を優先したレイアウト

U型

I型

在庫品の保管場所を決める

次にレイアウトしたラックのどこに、どの在庫品を保管するかを決めます。

ポイントはピッキング作業時の移動距離をいかに短縮できるか、となります。ピッキング動線を短縮するには、入出荷頻度の高いものを出入り口付近に配置するのがセオリーです。

これを実現するためにABC分析という手法を用います。ABC分析とは、重点分析とも呼ばれ在庫品目を重要度別にクラス分けして、クラス別に段階的な管理を適用する手法です。入出荷頻度の高い順にAクラス品、Bクラス品、Cクラス品に分けて配置場所を決めます。

ABC分析

ABC分析の改善前後の保管レイアウト

いかがでしょう?上記の例でピッキング動線がかなり短縮されたことがわかるかと思います。

ここではピッキング移動距離のみで配置を検討しましたが、天井高の高い倉庫などで導入される高層中量ラックなどではラックの上部のCクラス品を保管するなど高さをキーに配置することもできます。いずれにしてもアクセスしやすい場所にAクラス品を配置することが肝要です。

今回あげた例はいずれも簡略化していますが、実際の業務では様々な条件のもとでレイアウトを決める必要があります。

マテバンクではスチールラックをはじめとした物流機器全般の中古売買サービスを提供しており、スチールラックについても新品よりもお買い得な価格で販売しております。ご希望に応じて、設置工事やレイアウト設計の助言などもさせていただいております。

倉庫の新設、移転、統合をご検討の方はぜひご連絡ください。お待ちしております。

物流倉庫のラックの選び方がわかる!スチールラックの種類と仕様を解説

今回は、マテハンの中でも特にポピュラーなスチールラックを取り上げたいと思います。スチールラックはいわゆる「棚」で、ケース(段ボール)やバラ品の保管に適しており、ほとんど全ての倉庫や物流センターで利用されていると言ってもよいのではないでしょうか。

スチールラックは、保管する荷物の重さ、要はラックの耐荷重によって種類が異なります。耐荷重が軽い順に、軽量ラック、中軽量ラック、中量ラック、重量ラックと呼びます(詳しい定義は後述します)。近年ではECの発展でBtoC物流のボリュームが大きくなっており、個人向けの小さな商品やバラ品など、比較的軽い商品を保管する目的で、スチールラックの中でも、中軽量ラックや中量ラックのニーズが高まってきています。そういった背景からスチールラックを新しく導入される企業様も増えており、マテバンクでも沢山のお問い合わせをいただいております。

今回はスチールラックを導入する際の選び方を、ラックの種類の紹介を交えながらご説明いたします。

スチールラックの選び方

使用目的に合ったスチールラックを選ぶためのポイントが3つあります。

①耐荷重に応じたスチールラックの選択(軽量ラック/中軽量ラック/中量ラック/重量ラック)

②スチールラックのサイズ W(幅)×D(奥行)×H(高さ)の選択

③天地段数の選択

スチールラックの選び方① 耐荷重に応じたラックの選択

最初にスチールラックの「耐荷重」を選びます。耐荷重は、棚1段あたりに均等荷重(棚板の全体に均等に物を積んだ状態)で何kgの荷物を載せられるかという性能を示し、その値によってスチールラックの名称が変わります。

耐荷重が大きいほど、棚板の厚みが増しますので、価格も高くなります。必要最低限の耐荷重を選ぶことで導入コストを適正にすることが出来ます。日用雑貨やアパレルなど軽い商品だと軽量ラックもしくは中軽量ラック、少し重ための荷物だと中量ラックが利用されます。軽量~中量くらいの耐荷重のニーズが多く、マテバンクでは中軽量ラックと中量ラックの取り扱いが特に多くなっています。

重量ラックは耐荷重が1000㎏以上あることから、液体や金属など、重量物の中でもかなり重い物を保管する際に使用されます。重量ラックのお問い合わせをいただくことも多々ございますが、実際は耐荷重300㎏の中量ラックで十分な場合が多く、ユーザー目線で重量のある物を保管する際に必要なラックを重量ラックと呼ばれることが多いようです。

また耐荷重1000㎏となると1つ1つのに保管物がかなり重くなるためパレットで保管する場合も多くなります。そのため重量ラックとパレットラックを同義として呼ばれることも多くあるようです。

※パレット保管用のラックであるパレットラック/重量ラックについては下記の記事をご参照ください。

パレットラック(重量ラック、重量棚)とは?

 スチールラックの選び方② サイズの選択

スチールラックの「サイズ」は保管商品の荷姿と設置スペース(倉庫レイアウト)によって決めます。
各メーカー共通の規格サイズが存在し、細かな違いはありますが、各社ともおおよそ下表のサイズの商品をラインナップしています。

規格サイズ以外でもオーダーすることはできますが、受注生産になる(オーダーしてから生産が開始される)こともあり、規格サイズと比較して、導入コストと納期の面で条件が悪くなる場合がございます。

物流倉庫では、スチールラックの間口・幅(W)は1800サイズ、高さ(H)は1800以上であることがほとんどです。天井高が高い倉庫では、高さ(H)が4000(4m)を超えるような高層ラックが使われることもございます。

スチールラックの選び方③ 天地段数の選択

次にスチールラックの「天地段数」を決めます。天地段数とは、ラック1台あたりの棚板の数のことで、最上段も1段としてカウントします。

天地段数は単純に保管商品の荷姿とスチールラックの高さによって決めます。保管商品を出し入れする際のクリアランスも考慮する必要があります。

一般的な天地段数は、中軽量ラックや中量ラックですと、高さがH1800で4~5段、H2100で5~6段、H2400で6~7段程度となります。もちろん、保管する荷物の大きさによって変わってきます。
スチールラックの段の高さは、ラックの支柱に2~3cm位おきに設けられているツメ穴に合わせて自由に設定することができます(棚板を置く、棚受けという部材をツメ穴に引っ掛けて使います)。設置した後でも棚板の位置も数も自由に、また簡単に調節することができます。

なお棚板は、スチールラックの部材の中では最もコストの高い部材です。他に支柱、ビーム、棚受けといった部材がありますが、これらよりも棚板の方が、一般的には部材1つあたりの単価が高くなります(ただし特殊な高さの支柱などはこの限りではないです)。棚板の数が多くなり過ぎないよう、天地段数を必要最低限の設定にするのが、スチールラックを導入するコストを抑えるポイントになります。

スチールラックのレイアウトと、連結数の決定(単体タイプと連結タイプの組み合わせの決定)

ラックの種類が決まったら、最後に設置予定のレイアウトに応じて、単体タイプと連結タイプの必要数を決めます。

軽量ラック、中軽量ラック、中量ラック、重量ラックといったスチールラックはいずれも、複数のラックを相互に連結させる(隣り合うラック同士で支柱を共有させながらつなげていく)ことができます。これはパレットラックについても同様です。

スチールラックを連結する際に基本となるのが「単体」タイプ(「基本」タイプと呼ばれることもあります)です。単体タイプとは、わかりやすく言うと支柱部材が4本揃っている商品のことを指します。支柱が4本ありますので、当然ですがラック1台で自立します。

これに対して連結タイプは、支柱部材が2本のみになります。正面から見て、左右いずれかの側の支柱2本があり、その反対側には支柱がありません。支柱がない側は、隣のラックと支柱を共有して接続する、要は連結することで立つことができます。

連結タイプだけでは自立することができないので、スチールラックを設置する際は、最低でも1台は単体タイプが必要となります。

≪例≫
下記の図のように同じ5台を設置する場合でも設置の仕方によって必要な単体と連結の数量が異なります。

連結タイプを多く設置するメリット

単体タイプであれば、全て自立するためレイアウトの変更が容易になり自由度が高いと言えます。ですが、連結タイプを上手く組み合わせることで、「コスト削減」「省スペース化」「耐震性能の向上」という3つの大きなメリットを得ることができるため、できるだけ連結タイプを活用されることをおすすめしています。

1、コスト削減

連結タイプの方が、片側の支柱が不要で部材が少ない分、単体タイプに比べて安価になります。大量の導入をご検討される際は特に1台1台の商品単価の積み重ねで大きな価格差となります。

例)マテバンクで取り扱う一般的な中軽量ラックの単体タイプ、連結タイプの価格で比較いたしました。

単体タイプ:14,000円/台

連結タイプ:11,000円/台

連結タイプを1台採用することで、3,000円(約21%)のコスト削減になります。

2、省スペース化

片側の柱を共有して繋げていくことから1連結につき柱1本分の幅のスペースを省略することができます。商品によって異なりますが、柱1本あたりおおよそ5㎝程度です。例えば、広い倉庫で、スチールラックを1列に20台並べる(※)とすると、連結タイプによって節約できるスペースは1m分になります。ラックを並べる台数が多いほど、スペースへの影響も大きくなります。

(※)実際には単体タイプ1台に連結タイプ19台を1列で接続することはあまりなく、倉庫の柱や通路を挟むたびに列を途切れさせて、また単体タイプを設置し、そこに連結を接続して列を作ることが一般的です。

3、耐震性能の向上

連結して設置することで地震による揺れに多少強くなります。スチールラックが倒れてしまうリスクも単体タイプのみで設置するより小さくなりますのでおすすめです。

このように、連結タイプをうまく活用すると、コスト削減、省スペース、耐震性能の向上と大きなメリットがありますので、ぜひおすすめしたいと考えております。レイアウトや単体と連結の組み合わせについてのご相談がございましたら、マテバンクまでお気軽にお問い合わせください。

中古商品活用のすすめ

スチールラックは一般的によく使われる仕様があり、マテバンクが中古品として仕入れた商品もそれらのサイズが主となります。機能面も新品と中古では差はなく、耐久性もご心配には及びません。

ご参考までに中古と新品で、どのくらいの価格差があるのか整理しましたので、下表をご参照ください。

(2020年04月調べ)

※新品相場として、大手工具通販サイト、ラック通販サイト2つの、計3サイトから仕様を揃えて金額情報を取得し、その平均値を適用している。

このようにマテバンクの中古マテハンを活用すれば、新品と比較して約5割程度、大幅なコスト削減が可能です。また、中古品で必要な台数がそろわない場合は、中古品と新品を組み合わせての提案も行っており、好評をいただいております。

スチールラックの導入をご検討中の方はぜひ一度、マテバンクの中古スチールラックで利用できるものがないか、確認していただき、選択肢の一つに加えてくださいますと幸いです。

スチールラックが不要になった場合も高値買取させていただきますので(※)、どうぞお気軽にお申し付けください。

※中軽量ラック(単体):4,000円前後/台、中量ラック(単体):4,300円前後/台

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