マテハン(物流機器)の中古販売/買取およびレンタルを提供するマテバンクです。
マテバンクのサイトには常時数万点の中古商品を掲載しており、多くの物流倉庫事業者様のマテハン導入サポート、コスト削減に貢献させていただいております。
マテバンクには、物流事業者様をはじめ沢山のお客様から、ネステナーなどのマテハンが不要になった際の処分についてご相談、ご質問が寄せられます。お客様から特にご質問の多い内容について、このブログでも詳しく解説させていただこうと思います。
今回はネステナーの処分方法について解説いたします。ぜひ最後までご覧ください。
Contents
ネステナーの処分方法4選
ネステナーを処分する方法は主に4つあります。
- 金属スクラップ
- 産業廃棄物処理
- 中古マテハン業者への売却 ←最もオススメ!
- オークションなど個人間取引での売却
それぞれの概要と、メリットやデメリットについて順に紹介いたします。
金属スクラップ
金属スクラップでの買取は現状、ネステナーを処分する方法として最も一般的と言えるかもしれません。実はこの後にご紹介する「中古マテハン業者への売却」の方がメリットが大きいためオススメはそちらなのですが、認知されていないケースもあること、また金属スクラップでも有価でお金に換えることができることから、金属スクラップでの処分がまだまだ多く行われています。
ネステナーは金属(鉄)で出来ているため、処分する際は鉄くずに分類されます。
鉄くずは再利用率が高い素材のため、有価物(価値を有し、取引により金銭的利益が生じる物)として扱われます。
買取価格は業者によって異なりますが、原則として鉄スクラップ相場に基づき算出されています。
鉄スクラップの価格推移を紹介するサイト(一般社団法人日本鉄リサイクル工業会)
https://www.jisri.or.jp/kakaku
ネステナーは1台あたり40~60kgほどの重量なので、重量と鉄スクラップ相場からネステナー1台あたりの買取価格をシミュレーションすることが可能です。
例えば逆ネステナーの重量50kg/台、鉄スクラップ相場30円/kgの場合は1台あたり約1,500円の買取価格となります。
スクラップについては以下の記事でも詳しく解説していますので、ぜひご覧ください。
内部リンク(ネステナースクラップのブログ記事)
産業廃棄物
ネステナーは産業廃棄物として処分することも可能です。ただし、産廃処分する場合は処分費用が発生します。
前述の通り、鉄スクラップにする場合は処分時に有価物(鉄くず)として扱われてお金に換えられるため、産廃処分よりも鉄スクラップとして処分されるケースの方が一般的です。
中古マテハン業者への売却
「金属スクラップ」の項でも案内した通り、再利用可能なネステナーは中古マテハン業者への売却が最もおススメの選択肢です。
買取価格はサイズや仕様、商品状態に左右されますが最大で8,000~9,000円台の高価買取を行うケースもございます。マテハン売却は基本的にスクラップよりも高価格で売却することが可能なため、一番おススメの処分方法と言えます。
マテバンクでは不要になったネステナーの買取を行っております。
買取サービスの詳細は以下のボタンからご覧いただけますので、ネステナーの処分をお考えの事業者様はぜひご一読ください。
オークションほか個人間取引
近年ではオークションなどに出品し、個人間取引でネステナーを処分するケースも見かけます。
個人間取引は自由に販売価格を決められるメリットもありますが、出荷や配送など煩雑な仕事も多く、品質や納期、また金銭のやり取りをめぐって買主との間でトラブルが発生してしまうリスクもあります。
マテバンクでもオークションに相当するサービスとしてマッチング買取(出品買取)を提供しています。お客様のネステナーは倉庫に置いたまま、サイトに商品として掲載し買い手を募るサービスです。
マッチング買取では倉庫費用や配送コストなど通常買取の際に弊社が負担するコストが不要になるため、通常買取よりも良い条件でのご案内が可能です。
マッチング買取をご希望の場合は売却見積査定の際に詳細をご説明させていただきます。
ネステナー処分方法の比較
ここでは代表的な処分方法である売却とスクラップ処分について、3つの観点から比較を行います。
マテバンクは物流・倉庫事業者をはじめとした数多くの事業者様からネステナー売却、スクラップ処分のご依頼をいただいております。中古マテハン業者としての豊富な経験に基づいて各処分方法のメリット、デメリットについての比較を行いました。
コスト面での比較
ネステナーの処分方法のうち、コスト面で最も優れているのはネステナーの売却です。
マテバンクでは、サイズ・仕様にもよりますが、ネステナーであれば最大で8,000~9,000円台で買取を行っています。引取にかかる輸送コストを含めても、まとまった台数(30台以上)であればトータルで大きくプラスとなります。
スクラップも買取には劣りますがトータルでプラスマイナスゼロもしくは若干のプラスになります。
処分時のコストを抑えたい、または高い価格で資産を売却したいとお考えの際は売却での処分がおススメです。
処分スピードによる比較
処分スピードでは金属スクラップに軍配が上がります。業者によっては即日処分場への持ち込みができる業者もあるため、コストを気にせずすぐに処分したい場合はスクラップ処分が有効な選択肢となります。
売却はスクラップよりもスピード面では劣りますが現地調査やお見積り等で2,3日、成約から引き取りまで最短1週間程度で引き取り対応が可能です。
環境負荷の軽減という観点からの比較
環境負荷の軽減という観点から比較した場合は、中古事業者への売却が最も優れた処分方法です。
売却は商品を捨てずにそのまま再利用するリユースに位置付けられます。シュレッダー処理や溶解、加工を経て資源としてリサイクルを行うスクラップもエコな処分方法ではありますが、処分・加工コストが発生しない売却の方が最も環境負荷が少ない処分方法と言えます。
まとめ
本記事ではネステナーの処分方法について解説いたしました。
解説した内容を踏まえた上で、台数や処分時期などお客様の状況に合わせた最適な方法をお選びいただけますと幸いです。
マテバンクではネステナー売却・処分のご相談を承っております。
お客様の状況に合った最適なご提案と、業界トップの高価査定でお客様の処分コスト削減に貢献いたしますので、ぜひ一度お問い合わせください。