[ スチールラック ][ ナレッジ ]

スチールラックの組み立て方


物流倉庫での保管に広く用いられるスチールラック(ボルトレスラック)の組み立て方を説明します。

1段あたりの耐荷重が100kg以上ある軽量ラック、中軽量ラック、中量ラックなどのスチールラックは現在、ボルトレスタイプが主流になっています。

このタイプのスチールラックはボルトを全く使用せず、組み立てるのに必要な工具は、ハンマーのみです。組み立てと解体が容易にできるため、専門の組立業者に頼らずに自力で組み立てることもできます。

自分たちで組み立て・解体すれば、工賃を抑えることができますし、業務状況に応じてレイアウトを変更するなどの業務改善が気軽にできます。

※耐荷重が軽めの軽量ラックの中には柱がL字型(アングル型)になっている、アングルラックと呼ばれる商品もあり、こちらはボルトなどが必要となります。また、重量物を保管するため耐荷重が大きい重量ラックや製造が古いスチールラックにはボルトを使用した商品もあります。

この記事ではこれ以降、主流であるボルトレスラックを対象としてその組み立て方を紹介したいと思います。

スチーラックの部材

スチールラックの部材は「支柱」、「ビーム(梁)」、「棚」、「棚受け」、「ビームピン」、「ベースプレート」からなります。

扱ったことがない方には想像がつきづらそうな部材を写真で紹介します。

棚受け

左右の支柱の溝に引っ掛けて棚板を乗せる部材です。

ベースプレートとビームピン

耐荷重が大きく重量物を載せることがある中量ラックや重量ラックではプラスチックだと割れてしまうため、金属製のプレートになっていることもあります。重量ラック用の金属製のプレートには、より安定性を増すようアンカーが打ち込める形状のものもあります。また中量ラックや中軽量ラックでもアタッチメントを装着することでアンカーが打ち込めるようにすることもできます。

ビームピンはL字型の金属の部材です。

ビームピンは、支柱にツメのみで装着されているビームが滑落しないようにするためのストッパーです。

中軽量ラック、中量ラック、重量ラック、そして本ブログでは触れておりませんがパレットラックでも、使用するピンの形状は基本的に同じです。ただしラックの種類によって太さや長さが異なります。それはスチールラック自体の重さによって強度を調整しているためとなります。(中軽量ラックよりも中量ラック、中量ラックよりも重量ラックのほうが太くて長いL字ピンを使用します)

組み立て方

支柱にベースプレートを装着します。

支柱を2本並べて棚受けと支柱を結合します。支柱の向きはツメの穴が狭い方が下側となります。

このように、ツメを合わせたら、ハンマーで叩き込んで固定します。

面の状態にし、これを2セット作ります。

支柱+棚受けの面を立てて、ビームを取り付けます。これもツメを合わせてハンマーで叩き込んで固定します。

最初に下側に取り付けてから上側のビームをつけましょう。

上側のビームも取り付けます。

4本のビームの左右にビームピンを合計8個、装着します。ビームの穴と柱のあながピッタリ合うところにピンを差し込みます。

これでスチールラックの形が出来上がります。

次に棚受けに棚板を乗せていきます。

スチールラックの組み立ては以上です。簡単に組み立てられますね。

長い部材があり、また棚板は重いので人数は二人いるとスムーズに組み立てられます。

→スチールラックには長い部材があり、その中でも棚板は重量があるので二人以上で作業するとスムーズに組み立てられます。

特に中量ラック、重量ラックは棚板以外の部材も重量があるため安全面の注意が必要です。

物流倉庫のラックの選び方がわかる!スチールラックの種類と仕様を解説

スチールラックの種類や選び方を解説した記事もございます。

耐荷重/サイズ/天地段数の観点から中軽量ラック、中量ラック、重量ラックのどのような仕様を選ぶのが良いか解説しております。

合わせてお読みくださると幸いです。

中古スチールラックの紹介

マテバンクでは物流機器、物流機器全般の中古売買サービスを提供しております。スチールラックについても在庫が豊富で新品よりも、かなりお買い得な価格で販売しております。是非、ご活用ください。