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カゴ台車の種類と利便性


マテバンクが取り扱っている商品の中で、最も身近にあるものが台車かと思います。
今回は台車の中でもあらゆる現場で活躍するカゴ台車についてご説明します。

メーカによってカーゴテナー、コンビテナー、ロールボックス等、名称がつけられていることもあります。

 

カゴ台車とは

カゴ台車はその名の通り、キャスターがついたカゴになります。

種類については後述しますが、様々なサイズ・仕様があり、使用者の用途にあわせてカスタマイズをすることが可能です。
中古市場においては、汎用性が高い基本仕様のものが中心に多く流通しております。

カゴ台車は荷物を載せたまま倉庫からトラックに積み込み、そのまま店舗で荷卸し、店舗の中まで運ぶことができます。

倉庫から店舗まで、物流運搬の最初から最後までをこなせるカゴ台車は物流業界において重要な機器と言えます。

 

基本仕様

マテバンクが取り扱っている商品ですと、もっとも流通している基本仕様のサイズは「W1100×D800×H1700」(キャスター部含む)で、次点が「W850×D650×H1700」となります。

積載物の重量は最大で500㎏まで耐えられる仕様が多いです。
ただし、耐荷重ぎりぎりの重量で使用を続けると特にキャスターや底板が傷むのが早くなるため、荷物の重量には余裕をもっての使用をおすすめします。

 

使い方

出典:大洋設備本店

手押し台車と一番異なる点として内寸で高さ1500㎜程度確保されているカゴがあることです。
カゴがあることで例えば段ボールやコンテナといった積み重ねできるものを高く積み上げたまま移動させることが出来ます。

高く積み上げた運搬物が倒れにくいように正面にはバー(パイプ)や扉がついております。

バーがあるとは言えそちらを前方にして移動すると停止する際に運搬物が倒れやすくなるため、基本的にカゴ台車は側面部分を前にして移動させます。
後述しております2輪の方向が固定されているタイプもほとんどが側面部分が前方になるように固定されています。

 

 

種類

L字折りたたみタイプ

マテバンクでの取り扱い実績の中で一番流通しているタイプです。

≪特徴≫

  • 使用していないときに底板を持ち上げ右側の側面を折りたたむことでL字になりコンパクトに保管できます。
  • 運搬物荷崩れ防止はバータイプです。

 

I字折りたたみタイプ

基本機能はL字折りたたみ型と同様ですが、折りたたみ時の保管効率と安定性がより高いタイプです。

≪特徴≫

  • 使用していないときに底板を持ち上げ側面を左右とも折りたたむことでI字になり、よりコンパクトに保管できます。
  • 運搬物荷崩れ防止はバータイプです。

 

ダブルゲートタイプ

出典:物流プロショップ

≪特徴≫

  • 扉が正面に上下で2枚ついております。
  • 運搬物のボリュームによって扉の開閉度を調整できます。
  • バータイプに比べて扉でしっかり荷崩れを防止できます。

 

観音扉タイプ

出典:台車屋さん

≪特徴≫

  • 扉が左右についていて観音扉のように開閉できます。
  • 背の高い荷物、幅のとる荷物も出し入れしやすく、また扉でしっかり荷崩れを防止できるため倒れる心配も少ないです。

 

その他の仕様・種類・オプション品

2輪固定式

キャスター4輪が自在に方向変更タイプが多いですが、真っ直ぐ進みやすい2輪の方向が固定されているタイプもございます。
I字折りたたみタイプは保管時に正面から重ねていくため基本的に4輪自在であることが多いです。

底板材質

スチール製または樹脂製が主流です。
一例として錆の発生から衛生面を心配されるかたは樹脂製選び、樹脂の割れ欠けからの破片混入を心配される方はスチール製を選ぶ傾向があります。

  • スチール製

  • 樹脂製

中間棚

カゴ台車の金網の部分にひっかけて仕様する中間棚というオプション商品がございます。

出典:大洋設備本店

こちらを用いれば積み重ねが出来ないような荷物も段積みして載せることができます。

メーカーが異なる台車と中間棚を使用することもできますが、必ずご使用前に適合性を確かめるようにしましょう。

保冷カバー

冷蔵・冷凍の荷物を運ぶ際に使用されることが多いのが保冷カバーです。

出典:ティ・エス・ケイ株式会社

カバー自体のマジックテープなどでカゴ台車に固定するタイプや、カゴ台車側にカバーをひっかけるフックなどがあるタイプがございます。

仕様というよりはオプション品として扱われることが多いです。

 

保管効率

上記でも説明しましたようにカゴ台車はL字型やI字型に折りたたんでおくことができます。
そのため使用していない時でも省スペースに保管することができます。

出典:大洋設備本店

サイズにもよりますが、W1100×D800サイズのL字型のカゴ台車で100台あたり10坪程度で保管できます。

使用しているときに比べてかなりコンパクトになりますので荷物の流通量が少なくなる時期に使用しないカゴ台車が出ても、あまり邪魔にならず保管できます。

 

運搬効率

荷物を載せた状態

先述のとおりカゴ台車は荷物を載せたままトラックに積載することも多いため、流通しているサイズもトラックの荷台の大きさにあったサイズになります。

横幅2200~2400のトラックが多いことから、複数台並べて積載できるように作られております。

例えば、W1100×D800サイズの場合

L6200程度の4t車ですとW1100を2列並べて7列分積載できることから14台分のカゴ台車が積載できます。

L9600程度の10t車ですとW1100を2列並べて11列分積載できることから22台分のカゴ台車が積載できます。

たたんだ状態

例えば倉庫を引っ越す際や、別の物流拠点で追加がカゴ台車が必要になった際など

荷物の載ってないたたんだ状態でカゴ台車を運搬することもあるかと思います。

例えば、W1100×D800サイズの場合

L6200程度の4t車ですと45~50台程度積載可能です。

L9600程度の10t車ですと75~80台程度積載可能です。

かなり積載効率が良いため横持運賃もお安く済むところも優れた点になります。

 

日常点検のすすめ

カゴ台車は丈夫に作られておりますが、基本的に動かしながら使うものなので傷や歪みは多くなります。

中でもキャスター周りは安全にご使用される上で重要な部分ですが、見えにくい部分になりますので意識して点検されることをオススメします。

≪点検のポイント≫

  • キャスターのストッパーはしっかり機能するか?
  • キャスターの車輪部分のゴムが摩耗や欠けたりしてないか?
  • キャスターがぐらついてないか?

キャスターは一般的にボルトで固定されているため、交換することができます。点検で不具合が発覚した場合、安全のためすぐにキャスター交換されることをオススメします。

※キャスターが溶接されて交換できないタイプもございます。

 

まとめ

カゴ台車は付随する物流機器が必要なく単体で十分機能する物流機器です。

1台からでも物流業務の効率を大きく向上させることが可能です。導入をご検討される際はマテバンクまでお問い合わせください。