2019年 9月 の投稿一覧

カゴ台車の修理方法、教えちゃいます

今回は、物流倉庫などで広く使われ、マテバンクでも多数取り扱っておりますカゴ台車の修理方法をご紹介します。
キャスターが劣化したりフレームが曲がったりすると使いにくくなり、作業の生産性が落ちてしまいます。道具さえあれば簡単にできる修理方法もありますので、ぜひ参考にしていただいて、お持ちのカゴ台車を少しでも長く使っていただければ幸いです。

カゴ台車を修理してくれる業者さんがいらっしゃると思いますが、修理費は1台およそ1,000円以上になると思われます。この他に出張費や配送費用もかかるので、2~3台の修理でも数万円くらいかかってしまうこともあります。

カゴ台車本体のフレームが壊れて外れてしまったものを溶接しなければならないなど、特殊な技術や道具が必要な場合は、専門業者にお願いしないと修理は難しいですが、そうでなく簡単なもの、例えばフレームが歪んだだけ、キャスターのロックの調子がよくないといった故障は、道具さえあれば直すことができます。

この後これらの修理の方法をご紹介します。

修理可能な症状の例

本体フレームの歪み

カゴ台車本体フレームの歪みの大半は、大ハンマー(全長900程度、重さ6㎏程度)を使って直すことができます。

フレームの歪みを修正する際に使う大ハンマー
フレームの歪みを修正する際に使う大ハンマー
フレームの歪みを修正する際に使う大ハンマー

まずカゴ台車本体を倒して、歪んでいるパイプ(フレーム)が山の字を描くように寝かせます。そして歪んでいる部分を大ハンマーで叩く、これだけで平らな地面に打ち付けられてまっすぐに直っていきます。

それでも直らない時やフレームの接合部分から歪んでいる場合は、バールを使います。フレームとフレームの間にバールを差し込み、テコの原理を使って歪みを直します。大きめの力を加えなければ歪みが直らないため、全長900程度の長いバールを使うとよいです。

キャスターロックの不良

左:修理前、右:修理後

キャスターのロックが効かなくなってしまったら、こちらもバールを使って直すことができます。この症状は上図の写真のように、ロックをかけた状態でもブレーキがかかっていないことが原因で起こります。直し方はブレーキを解除し、てこの原理でブレーキの金属プレートを少しだけ車輪に近づけます。右側の写真のように、ロックをかけたときにブレーキの金属プレートが車輪にあたるようになったら修理完了です。

底板を固定するツメの故障(曲がり)

左:修理前、右:修理後

底板を下ろしたときにロックするツメですが、これが曲がってしまっていると底板がロックされずに浮いてしまったり、フレームが開いてしまったりすることになります。これはモンキーレンチで挟んで簡単に直すことができます。

キャスターの破損(キャスターの交換)

車輪のゴムの一部が剝れてしまっている。車輪交換するしかありません。

上の写真のようにキャスターが破損してしまった場合は、交換が必要です。キャスターは取付プレート付きでモノタロウさんなどで1個500~1,000円程度で販売されています。車輪幅、高さ、プレートのボルト穴径と取付位置の寸法が同じものを選んでください。交換に必要な道具はインパクトレンチです。カゴ台車本体を寝かせることで、ボルトが外しやすくなります。

終わりに

故障したカゴ台車は、業務効率が落ちるだけでなく、移動中に思わぬ事故の原因にもなります。廃棄するにもサイズが大きいため、倉庫や店先に放置されるケースも目立ちます。そのようなカゴ台車も修理すれば、廃棄費用が掛からず再利用できます。使えるカゴ台車が増えるので、買い替えや買い足しにかかる経費も削減できます。

カゴ台車の中古価格は、程度にもよりますが1台7,000円から10,000円前後(2019年9月現在)です。しかし修理で済むなら、道具さえ揃っていれば0円です。私たちマテバンクは、お客様が使われなくなる物流機器は買い取らせていただきますが、本当はまだ使いたいというものでしたら、お客様のコスト削減のためにも、また地球環境のためにも、できるだけ修理にトライしていただければと思っております。

買取のお問い合わせはこちらから

リサイクルよりもリユース – 部品の足りないスチールラックをリユース買取した事例-

我々『マテバンク』は物流機器(マテハン)のリユース(中古)を広く世の中に認知してもらい、その普及をリードしたいと考えています。

以前、荷主の変更に伴い、不要となったスチールラック部品を処分したいという依頼を受けました。スチールラックではなく、”解体済の部品状態”です。
このような場合、部品だけでは製品化できないため、通常はリサイクル処分(鉄スクラップ)を前提に進めるところですが、我々は何とかして、リユースできないかと検討しました。

結果、不足する部品を調達することで商品を再構築し、新品部品と中古部品を組み合わせた準リユース製品として販売することを前提に、リサイクル処分するよりも高く、中古として買取させていただきました。今回はこの事例をご紹介します。

詳細な内容

余剰部品の内訳

まずは現地で各部品の数と状態をカウントさせていただきました。下記が不要部品の内訳です。

  • 棚板:W1800×D600用 980枚
  • 棚受:D600用     1219本
  • ビーム(梁):W1800  12本

支柱が1本もなく、ビームは少しだけ、あとはたくさんの棚板という状態です。このままでは商品として成立しません。

※部品について不明点がある方はスチールラック部品・組み立て方を解説した記事も合わせてご覧ください

現地の状況。不要部品で庫内スペースを圧迫しており、なるべく早く処分して次の仕事のスペースを作りたいという要望がございました。
不良部品。部品のカウントと合わせて不良のチェックも入念に行います。

追加購入部品の検討

不要部品のサイズと形状からラックメーカーを割り出し、メーカー側にも協力を仰ぎ、現行品との適合性を綿密にチェックします。
その後、単体と連結をどのような割合で販売するかを検討したうえで、追加購入する部品の種類と数を割り出します。今回は下記の部品を購入しました。

棚板をすべて活かしきる設定で、単体120台、連結43台として準リユース品として販売させていただきました(おかげさまで、それほど時間がかからずに、すべて完売しております)。

  • 支柱:H2100       566本
  • ビーム(梁):W1800用  640本
  • 棚受:D600用       737本

ちなみにスチールラックを構成する部品の中で一番高価な部品は棚板です。今回のように部品をリユース品として買い取る場合には、棚板の数が十分にあることが前提となります。

スクラップ処分との買取金額比較

お客様にも、スクラップ処分した場合とお返しできる金額の比較・提示させていただき、納得していただいたうえで、ご判断いただきました。下記が比較表となります。
10万円以上、高くお買取することができ、お客様にも大変喜んでいただきました。

マテバンクがリユース(中古買取)にこだわる訳

我々マテバンクはこのように不要となった物流機器をリサイクル(鉄スクラップ処分)せずに、なんとかリユース(中古買取)にできないか、知恵を絞り、手間をかけています。その理由とモチベーションをいくつかあげさせてもらいます。

お客様のコスト削減に貢献したい

物流機器を取り扱っておられる物流業者の皆様に、不要になった物流機器が中古で売れるという認識が、まだまだ浸透しておりません。
こちらの記事(物流機器リユース買取のメリットと、進め方や事例のご紹介)でご紹介させていただきました通り、中古買取は鉄スクラップと比較して数倍高くお支払いできます。
せっかくマテバンクを知ってくださり、お問い合わせをくださったお客様にはリユース買取によって、しっかりといい思いをしていただき、次の機会にもしっかりと活用してただいたり、他のお客様にご紹介いただいたりして欲しい。これが中古物流機器市場の認知と拡大につながると考えております。

地球環境負荷の低減

リユースとリサイクル、これらはどちらも環境にやさしい処理方法として認識されていると思います。実はリユースとリサイクルには大きな違いがあります。CO2排出量で考えてみましょう。

鉄を熔解する電炉

鉄のリサイクルは、製鋼会社に運搬され、ギロチンシャー処理により、適切なサイズに切りそろえたのち、電炉処理施設に運び、溶解・圧延し、再形成されたのちに再利用されます。
1トンの鉄をこの電炉で溶かして再生した場合に排出されるCO2は約0.5tになります。
写真をご覧ください。鉄が溶けるまで熱を加えるため、真っ赤になっています。この熱を発生させるために多くのエネルギーが費やされ、この熱自体も大気中に放出されているのです。

一方で、リユースは前ユーザーが不要をそのままの形で使える次のユーザーを見つけて使うため、排出されるCO2は輸送部分だけになります(リサイクルでも輸送部分はかかります)。
このように、地球温暖化対策にへの貢献度は『リユース』が圧倒的に優位なのです。

終わりに

本記事でお伝えしましたとおり、物流機器のリユース(中古)市場はまだまだ認知が拡がっておりません。
マテバンクのことを知ってくださっている皆様には、いざマテバンクを利用できる機会が来ましたら、真っ先にご連絡をしていただきたいです。
また、皆さんの周囲でマテバンクのサービスを活用できる機会を見聞きしましたら、ご紹介くださると大変うれしく思います。

マテバンクサイトはこちらより

物流機器(マテハン)リユース(中古)買取のメリットと、進め方や事例のご紹介

今回は倉庫の移転、退去、また庫内のレイアウトを変更する際などに、不要になった物流機器(マテハン)、例えば中量ラック、中軽量ラック、パレットラック、ネステナー、カゴ台車、樹脂パレットなどをマテバンクが買取させていただくサービスについて、そのメリットや具体的な進め方などを詳しく紹介させていただきます。

物流機器(マテハン)のリユース(中古)買取 サービスのメリット

コスト面のメリットが圧倒的に大きい

マテバンクは、物流機器(マテハン)を買取させていただいた後、次にその機器を必要とされるユーザに提供します。リユース品(中古品)としての価値を見込む分、他の処分方法(素材としてのリサイクルや、単純な廃棄)と比較して金額面でかなり有利であり、コストが発生するというより、お金をお返しできることが多くあります。

ラックやネステナー、パレットラックといった金属製品ですとスクラップしてリサイクルするのでもお金に代わりますが、マテバンクによる買取では、お返しできる金額がその数倍になります。樹脂パレットや折り畳みコンテナといったプラスチック製商品ですと、最近は処分にかかる費用が段々と大きくなっていますので、もっと大きな差が生まれます。

マテバンクサイトへの出品買取でメリットが更に大きく

不要になった物流機器(マテハン)をマテバンクのサイトに出品・掲載して、その機器を購入したいという次のユーザを募集する、出品買取という方法もあります。次のユーザが見つかって、上手くマッチングした場合に買取が成約します。マッチングするまでは元の持ち主の方にそのまま商品を持っておいていただくため、輸送や保管に余計なコストがかかりません。その分、買取価格を高くできるというサービスです。

※物流機器(マテハン)が不要になった際の、リユース買取やマテバンクサイトへの出品買取のメリットについてもっと詳しい紹介はこちらの記事をご覧ください。
※ 物流機器(マテハン)のリユース買取価格について、より詳しい情報はこちらをご覧ください。

ただ買取するだけでなく、解体作業からワンストップで対応

対象となる物流機器(マテハン)が、ラックやパレットラックなど部材を組み合わせて出来ている物である場合は、解体作業が発生します。
機器を必要に応じて梱包し、搬出して車両に積み込む作業も発生します。車両の手配も必要です。マテバンクはただ物流機器(マテハン)を買取させていただくだけでなく、これらの作業も全て一緒に、ワンストップで対応させていただくことができます。リユース品(中古品)としての価値を維持しなければならないため、作業品質についても万全を期しております。

リユース(中古)買取ができないものは、スクラップや廃棄といった別の処分方法にもワンストップで対応

故障していたり、特殊な種類の機器であり残念ながら次のユーザが見つからない可能性が高いものは、リユース(中古)買取させていただくことが難しい場合もあります。金属など素材として有価で買取させていただくことができる物はリサイクルの対応を、廃棄せざるを得ない場合は廃棄の対応を、リユース(中古)買取と合わせてマテバンクがワンストップで対応し、全体で考えてもっともコストが抑えられるプランを提案させていただくことができます。倉庫を退去される際に発生する金属屑や廃棄物についても一緒に対応させていただくことができます。
発生する作業の全て、そして物の処分(買取、リサイクル、廃棄)の全てをマテバンクがワンストップで行うため、お客様の方で色々な手配や調整をする手間が抑えられます。

物流機器(マテハン)のリユース(中古)買取 事例の紹介

今までに沢山の事例がありますが、買取内容のイメージを持っていただくために少しだけその紹介をさせていただきます。

大量の機器を買取させていただいた事例

  • 中軽量ラック 約1,000台の買取(解体等の作業も全て対応)
  • パレットラック 約600台の買取(解体等の作業も全て対応)
  • ネステナー 約2,000台の買取
  • カゴ台車 約1,800台の買取
  • 樹脂パレット 約4,000枚の買取

ワンストップ対応の事例(1つの事例で以下の全てをマテバンクがトータルに対応)

  • 以下の物流機器(マテハン)をリユース(中古)買取
    • パレットラック 400台
    • 逆ネステナー 600台
    • 中量/中軽量ラック 1,000台
    • 樹脂パレット 2,000枚
  • 机、椅子、キャビネットなどオフィス什器150点も一緒にリユース(中古)買取
  • 金属スクラップ約20t分を買取
  • 廃棄物 100kgを処分

リユース(中古)買取サービスの流れ

次の1.~6.の流れで、物流機器(マテハン)のリユース(中古)買取を進行します。

  1. 現調
  2. お見積
  3. ご注文(買取のご依頼)
  4. 解体・搬出等の作業と、お取引の実施
  5. お取引後の最終確認
  6. 買取対価のお支払

1.現調

リユース(中古)買取の対象商品を、マテバンクの担当者が実際の設置(もしくは保管)場所を訪問して確認させていただきます。仕様の確認、数量のカウント、不良の有無の確認をしっかりと行います。
一緒に現場の作業スペースやエレベーター、車両バースの状況なども詳しく確認させていただき、作業見積のために必要な情報も揃えます。

解体前のパレットラック
解体前の中量ラック

※設置されている機器を全て詳しく確認します。解体済の場合よりも設置してあった方が現調をスムーズに行うことができます

2.お見積

現調の結果を踏まえまして、マテバンクからリユース(中古)買取のお見積を提示させていただきます。買取の時期やスケジュールについても一緒に相談させていただきます。
解体、梱包、搬出、積込等の作業が必要な場合はその費用もお見積に含みます。リユース(中古)買取のお見積はマテバンクがお客様にお支払いする金額で、作業のお見積はお客様がマテバンクにお支払いする金額になります。リユース(中古)買取の対象となる機器の内容や状態、数量、また作業の条件等にもよるのですが、通常はマテバンクがお客様にお支払いする金額の方が大きくなることが多いです。
また、上述した出品買取とマッチングのチャンスがありそうでしたら、そのパターンと通常の買取(すぐにマテバンクが商品を引き取らせていただく)との2パターンを提示いたします。保管場所のスペースに余裕があり、処分を急がれていない場合に出品買取にトライしていただくことが多いです。また、対象商品としては、部材に分かれずシンプルに扱うことができるカゴ台車や樹脂パレットが特に出品買取に向きます。もちろん、ラックやパレットラックなど部材に分かれるものでも、適切に管理する準備があれば出品買取は可能です。

<2.お見積の補足> お見積の内容に影響を与えやすいポイント

機器の状態の観点では、買取対象の機器に不良がありますと買取金額が下がってしまいます。中量ラックや中軽量ラックなどの金属製品に歪みや凹みがあったり、プラスチック製品に割れや欠けがある場合です。軽微な不良でしたらマテバンクにて修理対応も可能ですのでそれほど買取金額は下がりません。カゴ台車などは比較的簡単に修理できる場合があります。

また、中量ラック、中軽量ラック、パレットラックなど部材に分かれるものは、一般的なメーカーの現行品でしたら部材での買取も可能です。後でマテバンクが不足する部材を調達して商品を再構成します。

数量の観点では、お引取には通常、大型トラックや4tトラックを用いるため、それらが満載に近くなるボリュームがあると運搬効率が高く、買取の条件もよくなりやすいです。
作業条件の観点では、作業スペースの広さ、エレベーターが使いやすいかどうか、フォークリフトなど利用可能な機材・資材が備えられているか(供えられていない場合でも持ち込みが可能です)、作業可能なスケジュール・時間帯はどのようになっているか(例えば夜間や週末しか作業できないと進行が遅く期間が長くなってコストがかかりやすい)、といったことが作業コストに影響を与えます。

3.ご注文(買取のご依頼)

お見積の内容にご納得いただけましたら、お客様より正式な買取のご注文をいただきます。

4. 解体・搬出等の作業と、お引取の実施

解体、梱包、搬出、車両への積み込み、また車両も手配させていただいて、リユース(中古)買取の対象機器をマテバンクが引き取らせていただきます。

スチールラック部材:柱の梱包
スチールラック部材:ビーム(梁)の梱包
スチールラック部材:棚受けの梱包

5.お取引後の最終確認

マテバンクが買取対象の物流機器(マテハン)を引き取らせていただいた後、最終確認を行います。
まず、引き取らせていただいた物流機器(マテハン)の内容と数量が見積の通りであるかを念のためチェックします。お引取に漏れがないか、逆に予定外のものが混在してしまっていないかを確認します。
そして、破損等の不良がないかという検品も目的としています。基本的には現調の際に買取の対象機器について全て状態を確認しているため、ここでお客様に起因した不良が発生することはありません。引取の際の作業や運搬中にイレギュラーなことがなかったかどうかを確認することが目的です。

6.買取対価のお支払

リユース(中古)買取の対象商品を全てお引取させていただいた後で、マテバンクからお客様に買取の代金をお支払いします。これで一通りのサービスが完了となります。

終わりに

物流機器(マテハン)の中古(リユース)買取について、この記事を通しても沢山の方に認知していただき、ご活用いただくきっかけの一つになりますと嬉しいです。前に別の記事でも書きましたが、リユース(中古)買取のサービスがあることをご存知なく、「この前〇〇をスクラップにしてしまった」「買取サービスを知っていたらよかったのに、もったいなかった」といった声を耳にすることがまだまだ多いです。お客様にとって金額的なメリットも大きく、マテバンクがワンストップで全て対応してスムーズに進めさせていただきますので、ぜひともご活用いただきたいサービスです。

物流機器(マテハン)のリユース(中古)買取についてご要望・ご質問などございましたらお気軽にマテバンクまでお問い合わせください(お問い合わせはこちらから)。

パレットラック導入の提案事例 -商品選定からレイアウト設計・設置までをトータルサポート-

マテバンクでは中古物流機器を買取・販売するだけではなく、ご希望に応じて、お客様の倉庫までお伺いし、実測し、ご要望に合わせて商品選定からレイアウト設計・設置作業まで、マテハンの導入をトータルサポートさせていただきます。

今回はパレットラック(重量ラック)の導入をトータルサポートさせていただいた事例をご紹介いたします。

お客様のご要望

  • 保管効率と業務効率を改善するためにパレットラックを導入したい
  • どの商品が自分たちの倉庫や業務にあっているのか、動線設計を含めた効率的な設置レイアウトをどうやって決めればいいかなど、わからないことが多いので実際に現場を確認してもらい提案してほしい

ご提案~納品までの流れ

現地調査

パレットラックを設置予定の倉庫へお伺いし、打合せと実測を行います。

保管する荷物の大きさと重さ、パレット数、倉庫全体の寸法をはじめ、柱の位置、消火栓や避難経路などラックを設置できない箇所の確認、アンカー打ち込みのため床の材質の確認、搬入経路の確認など商品の選定と搬入・組み立ての際に必要な情報をすべて調査します。

お見積り

商品の選定、組み立て費用、納品運賃のお見積りをいたます。

必要な台数を中古品の在庫で賄えない場合は新品も織り交ぜつつ、なるべくコストを抑えたご提案をいたします。

発注~工期確定

お客様から正式にご注文をいただきましたら、搬入・組立工事を行う職人を確定手配し、お客様とご相談の上、作業日程を確定します。

ラック設置工事の業界も人手不足に苦しんでおり、30日以上先まで職人のスケジュールが埋まっていることも多くあります。お急ぎの場合、工事日程に縛りがある場合は、なるべくお早めにご発注ください。ご希望の納品日程に合わせ易くなります。

搬入~設置工事

商品の配送、搬入、設置工事をして納品完了となります。

部材が大きく、荷下ろしや搬入が大変な商品ですが職人がすべて行うため、安全かつ迅速に作業は行われます。
パレットラックの段の高さなどの変更が発生しても、その場で相談しながら組み立てが可能です。

~設置工事の様子~

パレットラックの組み立ては危険が伴うため、トラス(柱)を立てる際は必ず2名~3名で作業を行います。

地面に引かれている白い線は墨出し(※)で付けた目印となり、予め設置する位置を確定するものです。墨だしした線にそってアンカーを打ち込み、組み立てを行います。
※ 建築工事において、仕上げ工事の前に、建物の柱の中心線や床・壁の仕上げ面の位置など、工事の基準となる線を構造体などにしるすこと。

~組み立て後~

今回の設置レイアウトはお客様とご相談の結果、2連結のパレットラックを背中合わせに設置することで、より短い動線で保管と取り出しが実現できる業務効率を優先させたレイアウトとしました(今回とは逆に連結数を多いレイアウトにすると保管効率が向上します)。

~組み立て後(アップ)~

お客様のご希望される保管パレット数を実現できるかどうかは、倉庫の広さと高さ、パレットラックの仕様、必要動線の幅によって変わってきます。

もしパレットラックを設置したいが、どの商品をどんなレイアウトで設置すればよいのかわからないなどのお悩みがございましたら、是非マテバンクまでご相談ください。

マテバンクサイトへ

物流機器のレンタルマッチング(お客様間のレンタル)サービスとその事例のご紹介

今回は、物流機器(マテハン)のリユース(物流機器の中古買取と、販売およびレンタル)を手掛ける私たちマテバンクが、今後もっと皆様に活用していただきたいと考えている、新しい形態のサービスを紹介させていただきます。

マテバンクの「レンタルマッチング」

物流機器の“レンタル”を“マッチング”するサービス

マテバンクが「レンタルマッチング」と呼ぶサービスです。これは簡単に言いますと、物流機器(例えばラックやネステナー、カゴ台車)を保有しているが、使っておらず余っているという方が、マテバンクを経由して、逆にその物流機器(マテハン)を使いたい方を探し、レンタルするという、レンタルの貸し手と借り手をマッチングするサービスです。

貸し手のメリット 使っていない物流機器(マテハン)がレンタル収入を生む

使っていない物流機器(マテハン)をマテバンクが中古で買い取らせていただく場合は、お客様はその機器を手放すことになります。対してレンタルマッチングでは、お客様は物流機器を保有したまま貸していただくことになりますので、将来ご自身が必要になられたら、また使うことができます。

レンタルマッチングが成立すれば、そうでなければ保管して眠らせておき、保管コストを生むだけであった物流機器(マテハン)が、レンタル収入を生むことになります。コストがなくなって逆に収入が発生するという効果が期待できます。

借り手のメリット 安価なレンタルを活用

上述の通り、レンタルマッチングの対象になる物流機器(マテハン)は、貸し手側が使っていなくて余っている物です。レンタル料金は発生するものの、一般的に営利目的で提供されているレンタルサービスよりも、その料金設定は安価になります。貸し手と上手くマッチングすることができれば、借り手はこれまでよりもコストを抑えて物流機器(マテハン)のレンタルを利用することができます。
(マテバンクは元々、安価なリユース品を手掛けていますので、レンタルマッチングでなく通常のレンタルもお手頃な価格で提供しております。こちらのレンタル品一覧をご覧ください)

レンタルマッチングは、物流機器(マテハン)のシェアリングエコノミー?

シェアリングエコノミーとは

シェアリングエコノミーという言葉を、4、5年くらい前から特に頻繁に耳にするようになり、今はすっかり定着した感があります(むしろ最近は、あまりあえてはこの用語を聞かなくなった気もします)。
シェアリングエコノミーは次のように定義されるそうです。
「シェアリングエコノミーとは、インターネットを介して個人と個人の間で使っていないモノ・場所・技能などを貸し借りするサービス」(シェアリングエコノミー協会のホームページより引用)  

物流、ロジスティクス関連のシェアリングエコノミーサービス

世界でも日本でも、物流、ロジスティクス領域において「シェア」をキーワードに沢山のサービスがスタートしています。日本での例を少しだけ挙げてみます。

空車(車両の空きスぺース)と荷物のマッチング

  1. ハコベル 
  2. PickGo
  3. docomap JAPAN
  4. DIAq

倉庫の空きスペースと荷物のマッチング

  1. Souco

「シェア」をキーワードに検索するともっともっと沢山のサービスが見つかります。しかし、シェアリングエコノミーの定義に照らすと、使っていない、余っているリソース(モノ・場所・技能など)にリーチしてそれが稼働する、というのが本来の主旨と思われるため、実はそれには合致しない、ただサービス提供者とユーザをマッチングするだけの、サービス提供者にとっての営業チャネルの一つになるという位置づけのものも多そうです。

どうでもいい話ですが・・・PickGoがもしGoPickだと、物流関係者は「誤ピック(ピッキング作業のミス、品物の取り間違い)」を連想してしまいそうで、PickGoになったのかなと初めて見た時に思いました。

マテバンクのレンタルマッチングも、一種のシェアリングエコノミー

マテバンクのレンタルマッチングは、物流機器(マテハン)の保有者が使っていない、余っている物流機器(マテハン)を、それを必要とする別のユーザにレンタルして稼働させようという試みですので、おそらくシェアリングエコノミーと言ってもよいのではないかと思います。(元々「シェアリングエコノミーをやろう」と考えたわけではなく、たまたまなのですが・・・。)

物流機器(マテハン)を、使っていないからと言って捨ててしまったり、スクラップにしてしまうともったいないですし、環境にも負担が掛かることになります。シェアによって資産を有効活用することが現実的な選択肢の一つになるよう、マテバンクはこのレンタルマッチングというサービスを成長させていきたいと思っています。

レンタルマッチングの事例紹介

まだまだ事例は多くないですが、ここ数年で実現したものを少し紹介させていただきます。標準的な仕様のもの(例えばパレットですと1100×1100や1400×1100など)をお使いですとマッチングしやすくなります。

ネステナーのレンタルマッチング

ネステナー150台を、マテバンクを経由してお客様間でレンタル。約1年間ご利用。

Zラックのレンタルマッチング

Zラック80台を、マテバンクを経由してお客様間でレンタル。約1年6ヶ月間ご利用。

クロスサポーターのレンタルマッチング

クロスサポーター20台を、マテバンクを経由してお客様勘でレンタル。1ヶ月程ご利用の後、借り手側が買い取ってしまいたいという意向を持たれ、売買のマッチングが成立。




レンタルマッチングは、ここまで触れて来ましたように、貸し手と借り手の双方に大きなメリットを生む可能性があります。ただ、貸し手と借り手の間で、物流機器(マテハン)の仕様(サイズや耐荷重)と数、そしてタイミングが一致しなければならないため、このマッチングはそうそう頻繁には成立しないかもしれません。もし、貸し手側のスペース等の問題でどうしても手放さなければならない場合は、中古買取のサービスにより高価買取させていただくこともできますので(マテバンクの中古買取相場はこちら)、期間を決めてレンタルマッチングにトライし、成立しなければ中古買取で処分する、という二段構えの方法がよいかもしれません。(物流機器(マテハン)の処分においてコストを抑えるコツはこちらの記事をご覧ください)

今後このレンタルマッチングが数多く成立し皆様のお役に立たせていただけるよう、マテバンクはお客様のネットワークの拡大と、サービスのブラッシュアップに努めてまいりたいと思います。

マテバンク事例紹介 カゴ台車1,800台の買取から販売まで

マテバンクではネステナー、ラック、カゴ台車、パレットといった物流機器を幅広く取り扱っております。
大変ありがたいことに、沢山のお客様にマテバンクをご活用いただいており、2012年のサービス開始以降、取り扱う種類も数も順調に大きくなってきました。最初に挙げたような物流機器ですと、数千台、数万台と大量にあった場合でも全て買い取らせていただいております。
今回は、今年マテバンクで取り扱いましたカゴ台車の事例を紹介いたします。(申し訳ございませんが半年程度で全て完売してしまっております・・・)

商品のご紹介

今回ご紹介いたします商品は、2019年1月に1,800台入荷した商品となります。
W800×D600×H1700mmサイズで、4輪自在、2輪ストッパー付き、底板樹脂製の状態の良い綺麗な商品でございました。
マテバンクでは主にこのサイズのカゴ台車を取り扱っており、通常ですと大きいサイズの商品の方を多くご利用いただいているのですが、本商品は入荷から僅か半年で1,800台が完売いたしました。
このブログ記事をお読みいただいているお客様の中にも、この商品をご購入いただいたお客様がいらっしゃるかと思います。
倉庫の保管方法や、販売履歴もご紹介したいと思います。

倉庫での保管方法 省スペースと品質維持

物流機器の保管で気を付けないといけないのが、商品の保管方法です。大きい物が多いのでスペースを取りますし(あまり保管にコストがかかると商品をお安く提供できなくなってしまいます)、無理に重ねたりすると壊れてしまうこともあります。
どうしたら入荷当時の綺麗な状態で保管ができるか倉庫担当と何度も相談し、倉庫内に設置しているパレットラックを活用することに決めました。結果、1箇所の倉庫に全数量をまとめて、綺麗な状態で保管をすることができました。

カゴ台車の修理

実は1,800台の内、300台程はフレームが少し歪んでしまっていたのですが、この程度でしたらカゴ台車は簡単に修理できるため、全て綺麗に修理をしてから販売いたしました。

サービスを開始したばかりのころはこんなに沢山の商品をストックすることは難しかったのですが、現在は倉庫スペースも拡張し、修理機能も備えておりますので万全の対応をさせていただくことができます。
2019年4月に埼玉県内に新倉庫を借りましたので、今後さらに取り扱いのできる商品を増やしていこうと、社員一同日々奮闘しております。
新倉庫紹介のブログはこちら

お客様への商品のご提供

本商品は1台からご購入いただけるものでしたが、たくさんのお客様に喜んでいただけるよう、ご購入いただく数量により価格が変動するボリュームディスカウントを設けておりました。

価格設定

マテバンクでは通常、W800×D600×H1700サイズの商品を通常5,000~9,000円程度でご購入いただけます(仕様や状態によって金額が異なります)。
本商品の販売価格は次のように設定しておりました。大量にご購入いただく場合は大変お得になっております。

・1台 6,700円
・50台以上 6,500円
・100台以上 6,350円
・200台以上 6,200円

弊社で同等の新品をご提案する場合、1台の価格がおよそ14,000円~18,000円程度となりますので、非常にお買い得な価格と言えると思います。

販売台数の推移

以下のようなペースで、約半年で完売いたしました。

・1~3ヶ月目:約700台
・4ヶ月目:約200台
・5~6ヶ月(完売):約900台

本商品はリピートいただくことも多く、全部でおおよそ60回に分けてご購入をいただきました。10台をご購入いただいた後に追加で50台をご購入いただいたお客様や、300台をご購入いただいた後に追加でさらに300台をご購入いただいたお客様もいらっしゃいます。
また、現在マテバンクで特に力の入れておりますレンタルとしても提案をしており、6台を1カ月間レンタルでお試しいただいた後に、6台追加でご購入いただいたお客様もいらっしゃいました。
商品を綺麗な状態で出荷できたことも、多くのお客様に喜んでいただけたポイントだと思っております。マテバンク商品を通し多くの流通に携わることができ、心より嬉しく思っております。

カゴ台車は1台よりご購入いただける商品がほとんどなので、ぜひともお気軽にお問合せくださいませ。

買取も強化中ですので、「買取価格を知りたい」「一度現物を見に来て欲しい」等のご要望がございましたらぜひともマテバンクにお申し付けください。

買取商品相場・受付フォームはこちら